最新のCPUを採用した自社開発のハードウェア製品「AXXE-L One」を利用して構築
新インスタンス「G4」は、当社開発のサーバー「AXXE-L One」を採用しており、計算サーバー (AXXE-L One for Compute) 、管理サーバー、高速ファイルシステムを採用したストレージなどの各種サーバーと組み合わせたベアメタル高速計算環境として構築しています。 AXXE-L Oneは、お客様に、AXXE-Lを利用してHPC/AIなどの計算を実行するのに最適なハードウェアを提供するという目的で開発しています。自社運用のベアメタル高速計算環境にも、AXXE-L Oneを利用して、お客様向けのサービス基盤を構築しています。
新インスタンス「G4」は、エクストリームーDがこれまで3世代に渡って構築してきたベアメタル高速計算環境同様、エクストリームーDのデータセンターパートナーであるMCデジタル・リアルティ株式会社が運営するデータセンターに構築しています。G4の提供を機に、両社の連携をこれまで以上に強化していくとともに、エクスポネンシャルな時代における急速な変化への対応や、お客様のビジネスニーズに迅速に対応できるよう「PlatformDIGITAL®※」戦略を進めていきます。
今回のG4の稼働開始にあたって、MCデジタル・リアルティ株式会社 営業本部長 君島太氏は「この度の新インスタンス「G4」の稼働開始を大変うれしく思います。今回で4世代目の新インスタンス稼働ということで、弊社のコロケーションビジネスの国内最初の顧客であるエクストリームーD様のビジネスが順調に拡大していることを実感しております。昨今のデジタルトランスフォーメーションが進展する社会環境にあって、世界的にますますデータセンター需要が増えることが予想されています。今後もエクストリームーD様と連携をより強化し、そうした社会環境にあるお客様を支えるデジタルインフラを安定的に提供して参りたい。」と述べています。
また、エクストリームーDの代表取締役 CEO 兼 HPC IaaS アーキテクトの柴田直樹は「今回発表した新インスタンス「G4」は、最新のCPU、インターコネクト、ファイルシステムを採用し、自社開発のベアメタル高速計算環境向けハードウェア「AXXE-L One」の最初の構築事例として位置付けたものになっております。これまでのインスタンスと同様に、世界トップクラスのセキュリティと品質を誇るMCデジタル・リアルティ様のデータセンターにサーバー群を設置し、キャリアニュートラルでビジネスを展開されているデジタル・リアルティ様のエコシステムへのオープンなアクセスを可能とするPlatformDIGITAL®との技術連携も深めながら、お客様に高品質な研究開発プラットフォームを提供して参ります。」と述べています。
※ PlatformDIGITAL®とは、デジタル・リアルティ様が提唱する、あらゆるビジネスのニーズを満たすためのデジタルインフラ環境プラットフォームのことです。
エクストリームーD株式会社について
2015年設立。HPCクラウドコンピューティングへのアクセスを簡単、高速、効率的、経済的にすることを目標に設立され、本社は東京都品川区に、米国子会社 (XTREME-D AMERICA Inc.) を米国カリフォルニアに置いています。日本発のスーパーコンピューティング関連のスタートアップとして、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) およびクラウド技術で20年近くの経験を持つ主要メンバーで構成されています。物理マシンによるスーパーコンピューター共有サービス AXXE-L by XTREME-Dは、誰でもHPCリソースを利用できるようにし、堅牢なUI / UXおよびクラウド管理機能により使いやすいカスタマーエクスペリエンスを提供します。詳細については、https://xtreme-d.net/ をご覧ください。
※ 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
×