柔軟なネットワーク構成に対応したIoTゲートウェイ
※NPU: Neural Processing Unit
本シリーズはNXPセミコンダクターズ製アプリケーションプロセッサ「i.MX 8M Plus」を搭載するエッジAI処理に対応したIoTゲートウェイとして2021年9月に最初のモデルが発表されました。当初は2ポートの有線LANをネットワークのインターフェースとして標準搭載する「LANモデル」のみでしたが、多様なIoTシステムの構成に対応するため2022年4月に「LTEモデル」をラインアップしています。今回、本シリーズに追加されたのは「LANモデル」に無線LANモジュールを搭載した「WLANモデル」と、「LTEモデル」に無線LANモジュールを搭載した「LTE+WLANモデル」です。これにより無線LAN接続のセンサーやBluetooth接続のセンサーからもIoTデータを収集できるほか、複数のネットワーク経路を想定したシステムにも柔軟に対応することができます。
LTE+WLANモデル | LTEモデル | WLANモデル | LANモデル | |
LTE Cat.4 | 〇 | 〇 | - | - |
無線LAN/BT | 〇 | - | 〇 | - |
LAN×2ポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
開発セット | 税込82,500円 (税別75,000円) |
税込71,500円 (税別65,000円) |
量産モデルのみ | 税込49,500円 (税別45,000円) |
また今回発表した新たなモデルも、コンテナアーキテクチャを採用したLinuxベースのOS「Armadillo Base OS」を踏襲しており、長期に運用するIoTシステムに適しています。コンテナ化したアプリケーションを自由に追加できるセキュアで堅牢なアーキテクチャで、ソフトウェアアップデートの仕組みも標準提供されています。
ACアダプタ等がセットになった「LTE+WLANモデル」の開発セットは82,500円(税込)で2022年11月中に出荷される予定です。出荷開始に先立ち、幕張メッセにて開催される「IoT&5Gソリューション展」(Japan IT Week秋 内、会期:2022年10月26日~28日)のアットマークテクノブース(4ホール, 小間番号:16-30)にて、複数のAI処理を実現する本シリーズのデモンストレーション展示を行います。
▼ IoT&5Gソリューション展(Japan IT Week 秋 内)のイベント案内
https://www.atmark-techno.com/events/202210_japanitweek
Armadillo-IoTゲートウェイG4 LTE+WLANモデル 開発セットの主な仕様
関連ページ
・Armadillo-IoTゲートウェイ G4 製品概要
https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4
アットマークテクノおよび「Armadillo」について
・株式会社アットマークテクノの詳細情報
https://www.atmark-techno.com
・組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」シリーズの詳細情報
https://armadillo.atmark-techno.com