日本オラクル/オラクル、Oracle CloudWorld Tour 2023でOracle Cloud InfrastructureとOracle Databaseの新機能や新サービスを発表

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分散クラウド、AI基盤、アプリケーション開発のサービスを拡充し、お客様のクラウド移行やアプリケーションのモダナイゼーションを支援

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は、本日開催の「Oracle CloudWorld Tokyo 2023」において、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」および「Oracle Database」 の新サービスをはじめとする最新動向を発表しました。同イベントでは、昨年10月に発表した「Oracle Alloy」をはじめとするOCIの分散クラウド戦略、ソリューションや最新のお客様動向を紹介します。また、「Oracle Database」、「MySQL HeatWave」においても最新の技術動向を紹介します。
2023年4月14日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は、本日開催の「Oracle CloudWorld Tokyo 2023」において、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」および「Oracle Database」 の新サービスをはじめとする最新動向を発表しました。同イベントでは、昨年10月に発表した「Oracle Alloy」をはじめとするOCIの分散クラウド戦略、ソリューションや最新のお客様動向を紹介します。また、「Oracle Database」、「MySQL HeatWave」においても最新の技術動向を紹介します。

OCIでは、最近発表した「Oracle Container Engine for Kubernetes」、「OCI Supercluster」、 「Oracle Database 23c Free – Developer Release」、「MySQL HeatWave」の AutoMLなどの新機能などに加え、新たにOCIへの移行、重要なワークロードの保護、コンテンツ配信を容易にするための新機能を今後提供予定です。これらの新機能により、マルチクラウドをはじめとする分散クラウド、AI基盤、アプリケーション開発のサービスを拡充し、お客様のクラウド移行やアプリケーションのモダナイゼーションを支援します。OCIおよびオラクルのデータベース製品の新機能、新サービスは以下のとおりです。

Oracle Cloud Migrations: 「Oracle Cloud Migrations」は、仮想マシンベースのワークロードをオンプレミスからOCIに移行するための、エンドツーエンドの包括的なセルフサービス体験を提供します。2022年には、VMware VM移行のサポートを開始しました。今回、Amazon Web Services (AWS)からOCIへの仮想マシンのシームレスな移行のサポートが追加となり、労力と複雑さが大幅に軽減されます。これにより、AWSのお客様がマルチクラウド戦略を採用し、OCIに移行する障壁が低くなります。

「Oracle Cloud Migrations」の利用は簡単です。ソース環境を設定し、OCIエージェントをインストールします。このサービスでは、移行するOCI VMとコストの見積りが推奨されます。その後、サービスはレプリケーションを実行し、OCIターゲット環境で新しいVMを起動します。このサービスには管理料金はありませんが、VM変換プロセスには少額のリソース料金がかかります。AWS VM移行サポートは、2023年5月3日から提供開始を予定しています。

OCI Content Delivery Network (CDN): 「OCI Content Delivery Network(CDN)」は、150のエンドポイントを備えた、グローバルに分散した高性能のコンテンツ配信プラットフォームです。OCIのお客様は、完全にネイティブなエクスペリエンスで、エンド・ユーザーのパフォーマンス向上、ワークロードの拡張性と信頼性の向上などの従来のCDNのメリットを享受できるようになります。

「OCI CDN」の利用は簡単で、AkamaiやCloudflareなどの一般的なCDNと同様です。サービスはOCIコンソールから直接デプロイおよび管理されます。「OCI CDN」は、2023年5月31日から提供開始を予定しています。価格は、GBあたりのアウトバウンド・データ転送ごとに3セントから開始し、100万リクエストごとに90セントが追加で課金され、お客様は通常のOCI請求書を通じた請求、またはUniversal Creditsを適用できます。「OCI Object Storage」からCDN Originへのデータ転送料金は無料です。

Confidential Computing: Confidential Computingは、データの保護に役立ちます。AMD Secure Encrypted Virtualization(SEV)またはAMD Secure Memory Encryption(SME)を使用して処理しながらデータを暗号化します。この機能は、追加のセキュリティが必要なワークロードに最適で、E4 Flex、E4 Bare Metal Standard、E3 Bare Metal Standard、E4 Bare Metal DenseIOなどのAMDベースのOCI Computeシェイプで利用可能です。

Confidential Computingの利用は簡単で、インスタンス作成中に設定します。OCIコンソールで、インスタンスの作成を開始するときに、「Security」セクションに移動し、「Confidential Computing」をオンに切り替えます。次に、互換性のあるイメージとコンピュート・シェイプを選択します(ロック・アイコンを確認します)。既存のインスタンスにConfidential Computingを追加することはできません。現在、一部のリージョンで利用可能で、この機能の利用に追加費用は必要ありません。

Oracle Container Engine for Kubernetes(OKE)の新機能大規模なKubernetes環境の運用を簡素化し、コストを削減しながら信頼性と効率の向上を実現する新しい機能を2023年3月から提供開始しました。「OKE Virtual Nodes」は、サーバーレスKubernetesエクスペリエンスを提供します。企業が、Kubernetesベースのアプリケーションを大規模に実行することができ、基盤となるインフラストラクチャの管理、スケーリング、アップグレード、トラブルシューティングといった運用上の複雑な作業を行うことなく、信頼性の高い運用を確保できるよう支援します。「OKE Virtual Nodes」は、使用量に応じた価格設定でポッドレベルの弾力性を提供することで、リソース利用をさらに向上させ、お客様がKubernetesワークロードを大規模に実行する際のコストを最適化できるよう支援します。

OCI Supercluster : 「OCI Supercluster」には、OCI コンピュート・ベアメタル、NVIDIAネットワークに基づく超低レイテンシRoCEクラスタ、および選択可能なHPCストレージが含まれています。NVIDIAによってデプロイ・検証され、超並列アプリケーションを効率的に処理できる数千のOCI コンピュート・ベアメタル・インスタンスをサポートしています。「OCI Supercluster」ネットワークにより、32,768のA100 GPU、4,096個のOCI コンピュート・ベアメタル・インスタンスまで拡張可能になりました。

Oracle Database 23c Free – Developer Release開発者は、JSON Relational Duality、OLTPデータに対するグラフ問合せを直接行うSQLサポート、JavaScriptのストアド・プロシージャなど、「Oracle Database 23c」のアプリケーション開発のための新機能を無料で利用できるようになります。開発者、データ・サイエンティスト、DBA、教育者、あるいはデータベースに関心があるユーザーの方々がまず利用してみるのに、「Oracle Database 23c Free-Developer Release」は理想的な方法です。最新のすべてのデータ・タイプ、分析、および最新の開発パラダイムをネイティブでサポートし、すべて1つの製品に組み込まれています。

「Oracle Database 23c Free-Developer Release」は、Docker Image、VirtualBox VM、Linux RPMのインストール・ファイルとして、ユーザー・アカウントやログインの必要なくダウンロードすることができます。Windows版も近日中に提供開始予定です。

MySQL HeatWave – 機械学習(ML)とマルチクラウドの新機能: 「MySQL HeatWave」 AutoMLのライフサイクル自動化を拡張し、変量時系列予測、教師なし異常検知、レコメンドシステムに対応します。また、インタラクティブなコンソールから利用できるようになったことで、ビジネス・アナリストはSQLコマンドやプログラムを一切使用せずに、ビジュアル・インターフェースを使って機械学習モデルの構築、トレーニング、実行、説明を簡単に行うことができます。また、ビジネスの仮説を検証するためのwhat-ifシナリオを簡単に探索できます。「MySQL HeatWave on AWS」では、データの可用性向上やリカバリの高速化を可能にするスケールアウトされたデータ管理やコンソール上でのMySQL Autopilotの自動シェイプ予測対応など、いくつかの機能強化が実現されています。「MySQL HeatWave on OCI」では、より小規模なエントリー・レベルのシェイプ(32GB)を提供し、より大規模なワークロードでのコスト・パフォーマンスを向上させています。

日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

Oracle CloudWorld Tourについて
Oracle CloudWorld Tourは、オラクルが世界中で開催するお客様とパートナー向けのイベント・ツアーです。クラウド・インフラストラクチャー、データベース、アプリケーションを構築、活用している数々の事例を紹介します。ビジネス課題に取り組むために必要なインサイトを取得し、スキル、知識、人脈を構築する機会としてご参加ください。登録、基調講演、セッションの詳細、関連ニュースは、https://www.oracle.com/cloudworld-tour/tokyo/ または https://www.oracle.com/jp/news/ をご覧ください。

商標
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いた最初のクラウド・カンパニーです。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

 

 

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