ネットワーク侵害、ランサムウェア攻撃、リモートワークに関連する企業の課題を調査
クラウド対応セキュリティソリューションのリーディングプロバイダーであるBarracuda Networks, Inc.(本社:米国カリフォルニア州キャンベル)の日本法人、バラクーダネットワークスジャパン株式会社(東京都品川区、執行役員社長:大越大造、以下「バラクーダネットワークス」)は、本日、調査レポート「2021年のネットワークセキュリティの状況」を発表しました。本レポートは、組織のネットワーク、パブリッククラウド、セキュリティを担当する750人のIT意思決定者を対象に、クラウドの導入、在宅勤務、セキュリティへの懸念など、サイバーセキュリティリスクに関連するさまざまな問題や課題についての見解を調査しました。
レポート(日本語版)のダウンロードはこちら
https://f.msgs.jp/webapp/form/16370_qfy_84/index.do
ハイライト:
- 組織はセキュリティ侵害を経験しており、ランサムウェアは攻撃の大部分を占めている。
- 在宅勤務者は、高速インターネット接続利用にもかかわらず、オペレーションやサービスの品質面で課題を抱えている。
- SASE(Secure Access Service Edge)テクノロジは、セキュリティ侵害を防ぎ、在宅勤務の課題を克服するソリューションとして注目されている。
- 企業はSecure Access Service Edge (SASE) テクノロジに投資している。
今回の調査では、ネットワーク侵害、ランサムウェア攻撃、リモートワークなどの課題により、クラウドネイティブなSASE(Secure Access Service Edge)導入の必要性が明らかになりました。主な調査結果は下記の通りです。
- 調査対象者の81%は、自分の組織が過去1年間に1度、セキュリティ侵害の被害に遭ったと回答しています。
- 在宅勤務が多い企業のネットワークセキュリティ侵害率は85%と、オフィス勤務が多い企業の侵害率が65%であったのに比べ、著しく高い結果となりました。
- 調査対象者の74%が、過去1年間に少なくとも1回のランサムウェア攻撃の被害に遭ったと回答しています。
- 現在、調査対象企業で、常にオフィスで仕事をしている従業員は、平均して14%に過ぎません。
- 会社から支給されたデバイスを使用している回答者の94%が、自宅のインターネット回線を他の世帯と共有しており、侵害のリスクは残っています。
- パブリッククラウドにすべてのアプリをインストールしている企業のほぼ4分の3(73%)は、すでにSD-WANを導入しています。これは、パブリッククラウドにアプリが少ない企業(37%)の2倍です。
- パブリッククラウドにすべてのアプリをインストールしている企業の68%がZTNAを展開していますが、パブリッククラウドにアプリが少ない企業の38%だけがZTNAを展開しています。
- 企業では、平均して31のSaaSアプリケーションが導入されています。
- 回答者は、平均してトラフィックの64%がパブリッククラウドプロバイダに向けられていると答えました。
図1. 過去1年間のランサムウェアの攻撃
図2. 在宅勤務時のIT関連の問題
バラクーダのデータ、ネットワークおよびアプリケーションセキュリティ/エンジニアリング担当SVPである、Tim Jeffersonは、次のように述べています。「企業は、ハイブリッドな職場環境への適応に伴い、高レベルのネットワーク侵害を経験し、接続性やセキュリティに関する継続的な課題に直面しています。しかし、SaaSアプリケーションやパブリック・クラウドに移行することで、ユーザー・エクスペリエンスとセキュリティの両方が向上することに気づき、新しいSASE技術を採用し始めています。」
関連リンク:
レポート「2021年のネットワークセキュリティの状況」 (日本語版)
https://f.msgs.jp/webapp/form/16370_qfy_84/index.do
レポート「2021年のアプリケーションセキュリティの状況」 (日本語版)
https://www.barracuda.co.jp/download/appsecreport-final/
レポート「セキュアなSD-WAN クラウドへの出発点」(日本語版)
https://www.barracuda.co.jp/download/2020-sd-wan-report-public-cloud_j/
Future shock: The cloud is the new network(英語版)
https://www.barracuda.com/cloud-market
バラクーダネットワークスについて
米国Barracuda Networks Inc. の日本法人。ITにまつわる課題をメール保護、ネットワークとアプリのセキュリティ、データ保護の3つの分野において、効率的かつ低コストで業界最高レベルのソリューションを提供しています。バラクーダネットワークス製品は全世界20万社以上のお客様にご利用いただいており、オンプレミス、仮想、クラウド、そしてハイブリッドといった柔軟な導入形態により、あらゆるIT環境で最適化できるよう設計されています。
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