モンスターラボホールディングス/モンスターラボ、ChatGPTを活用した自社ナレッジ検索システム「ChatRKL」を開発

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“チャットボットの気軽さ”とユーザーの使いやすさを追求し、利用率は想定の2.5倍・作業時間90%削減に成功。企業への生成AI導入支援も強化

クライアントのデジタル領域における課題に対し、最適なソリューションを提供する株式会社モンスターラボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鮄川 宏樹、以下「モンスターラボ」)は、ChatGPTを活用して社内で蓄積されているナレッジを検索する自社システム「ChatRKL※(チャットアールケーエル)」を開発し、本日、10月25日より本格運用を開始しました。
今回の開発では「どうしたらユーザー(社員)が利用しやすいか」というユーザー体験設計から行い、さらに社員が普段使っているslackにChatGPTを活用したチャットボットを組み込むことで使いやすさを追求していきました。これにより、試行運転では想定の2.5倍の利用率である約40%を達成し、これまで社内ナレッジの収集にかかっていた時間も約90%削減することに成功しました。
モンスターラボは今後も「ChatRKL」の改善を続けていくとともに、社内運用で得た知見を活かし、生成AIを導入しようとしている企業に向けた支援もさらに強化してまいります。

※社内のナレッジの蓄積・活用を支援する部門である「Research & Knowledge Lab」の略

  • ChatRKL導入の背景

モンスターラボは世界19の国と地域でデジタルコンサルティング事業を展開しています。そのため、各国や拠点において日々創出され、蓄積される最先端のナレッジはモンスターラボの資産である一方、情報は膨大な量となり、適切なナレッジを探すのに多くの手間と時間がかかっていました。

そこで、グローバルで創出されるナレッジをタイムリーに共有することを目的に「ChatRKL」のプロジェクトが始動しました。「どうしたらユーザー(社員)が利用しやすいか」という、ユーザー体験の設計を行ったのちに開発を進め、2023年9月から試行運転を開始。改修を経て本日、2023年10月25日より本格運用を開始しました。

  • 自社ナレッジ検索システム「ChatRKL」の概要

「ChatRKL」は自社内のナレッジ(過去のプロジェクト実績やその内容など)をslack上で呼び出せるチャットボットです。専用のメンションをつけることでシステムを呼び出し、データベースから適切なナレッジを検索・回答する仕組みです。

チャットボットであることから、人に尋ねるよりも心理的なハードルが低いのも特徴です。

  • 導入の効果と今後の展望

「ユーザーの使いやすさ=ユーザー体験」を設計し開発を進めたことにより、試行運転1ヶ月の利用率は想定の2.5倍の約40%に達し、ナレッジ収集にかかっていた時間も約90%削減することに成功しました。今後はデータソースの種類や量を増やすことにより、あらゆる自社ナレッジ検索の窓口となるよう「ChatRKL」の改善を行っていきます。

さらに、生成AIの技術は汎用性が高く、今回のような業務効率化のみならず、サービスの利便性向上など、活用方法によってさまざまな効果を得ることが可能です。

モンスターラボは今回の自社システム開発で得られた知見を活かし、生成AIの導入を検討している企業や、導入したけれど利用率が上がらない企業などへの支援をさらに強化してまいります。

▼生成AIを活用したサービス導入に関するお問い合わせはこちら

https://monstar-lab.com/contact

 

 

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