クラウドカメラ×映像解析AIを活用、公共空間の機能性向上や賑わいの創出へ
■取組の背景
鹿児島県霧島市では、令和元年度からリノベーションまちづくりを基軸に、創業支援と一体となった民間主導・公民連携のまちづくりを推進しています。令和5年度においては6月から11月の約半年間にかけて、公共空間の利活用を図るため、まちなかの公共空間の使い方を考える養成講座「リビングスクール霧島」を開催しています。本年10月には、上記スクール内で企画立案したアイデアをまちなかの公共空間で実践する社会実験「トライアルパーク」を開催、利用者自身が交流を通じてより魅力的な公共空間を生み出す試みを行います。
セーフィーは、これまで映像データをもとに遠隔での状況確認や、映像解析による業務効率化、異常検知・予測などの様々なソリューションを提供し、自治体や公共事業(※2)での現場のDXを推進してまいりました。今回、霧島市内で開催される「トライアルパーク」会場において、クラウドカメラ「Safie(セーフィー)」と映像解析AIを活用した調査サービスで、会場エリアでの来訪者数/滞留状況などの統計情報を計測することで、公共空間の機能性向上や賑わいの創出への寄与が期待されます。
■取組の概要
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実施概要
(1)霧島市民会館前広場内のカメラ映像のライブ配信を実施
(2)対象エリア内での来訪者数/滞留状況などの統計情報計測
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実施期間:2023年10月13日(金)~ 2023年10月22日(日)終日(※3)
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実施目的:道路や広場などの公共空間の使い方を模索し、街中での多様なアクティビティを創出するための公共空間の滞在機能の促進や来訪者数の統計調査を行うため
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実施エリア:霧島市民会館前広場(霧島市国分中央三丁目8番1号)
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収集活用データ:霧島市民会館前広場のカメラ設置エリアにおける来訪者数/滞留状況の統計データ(※4)
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活用予定カメラ:「Safie GO PTZ Plus(セーフィー ゴー ピーティーゼット プラス)」2台
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利用するAI解析サービス:映像解析AIを活用した調査サービス
注:カメラで撮影した(通行人の)顔を含む全身映像および会場周辺の往来に関する分析データは、利用状況測定後の保存期限(2023年12月31日)までに削除します。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)
(※2)プレスリリース「セーフィー、逗子市と協力協定を締結し、安全安心な海水浴場の確保を推進」(2023年6月29日発表):https://safie.co.jp/news/2628/
プレスリリース「セーフィー、静岡市、中部電力パワーグリッドと三者協働で実証実験を実施」(2023年4月6日発表):https://safie.co.jp/news/2369/
(※3)カメラ映像の確認は上記運用時間帯の中で、要領に定めた必要な場合にのみ行われます。
(※4)取得する情報はデータ取得者および所定の委託業者のみで活用し、法令に基づく場合を除き、個人データの第三者提供はいたしません。
■クラウド録画サービス「Safie」とは
Safie(セーフィー)はカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。
セーフィーはデータガバナンスに関する取り組みを下記指針に遵守し啓発活動を行っております。
・データガバナンスに関する取り組み
https://safie.co.jp/csr/advisoryboard/
・データ憲章(2022年4月1日発行)
https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf
映像から未来をつくる
【セーフィー株式会社の会社概要】
所 在 地 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
設 立 2014年10月
資 本 金 55.5億円
代 表 者 佐渡島 隆平
事業内容 クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営および関連サービスの提供
サービスサイトU R L https://safie.jp/
コーポレートサイトU R L https://safie.co.jp/