【イベントレポート】埼玉県 小川町立東小川小学校にて3月25日(金)開催
<準備の様子から、世界に一つだけのショー成功までを描いたスペシャルムービーはコチラ>
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【スペシャルムービー「光の思い出ドローンショー」URL:https://youtu.be/ggg8p_nQAeU】
ドコモは、ドローンを活用した様々な取り組みを実施して参りました。今回は、ドローンを新たなコミュニケーションツールとして、閉校を迎える学校の児童、教職員、保護者、地域の方々が、校名や校舎がなくなってもつながり続けられるような思い出をつくりあげることを目指してドローンショーを企画しました。
東小川小最後となる修了式後に「光の思い出ドローンショー」を実施し、児童64名(欠席者:1名)と教職員17名、保護者、地域の方々などを含めた約160名が集まり、ベランダや昇降口からショーを眺めました。
東小川小での思い出を振り返るナレーションに合わせて、地上で同校児童の愛称である「ひがしっ子」の5文字がドローンの光で描かれ、静まり返った校舎に歓声が響きました。そこからドローンは上空へと飛び立ち、東小川小の児童の元気さを表す「スマイル」、全校児童が仲良しであることを表した「肩を組むシルエット」、同校を包む豊かな自然を表す「花」、児童の分け隔てのない優しさを表現する「ハート」、全校が盛り上がる年間行事の中でも特に思い出深い運動会を表す「大玉送り」とひがしっ子祭を表す「風船」のアニメーションを夜空に浮かべます。
飛行中、突風に煽られ機体を大きく揺らすドローンに対して、「頑張れ!」などと声をかける児童の姿も見られ、ショーの成功に向けて開演後も児童一同が心を一つにしていました。
「私たちひがしっ子は、この学校を離れて次の学校に行っても、ひがしっ子らしく元気に頑張っていきます!」のナレーションとともに、児童が飼育していた国蝶、光のオオムラサキが夜空に羽を広げます。それはやがて児童たちから東小川小に向けた想い「アリガトウ」の5文字へと変化。フィナーレとして、今回のショーのタイトルである「光の思い出ドローンショー」の文字花火と打ち上げ花火が上がると、児童から一層大きな歓声が上がりました。
ショーが終わると一同は視線を空から隣の友人たちへ移し、感謝の言葉や思い出を語らいあって、これからも東小川小の絆を大切にしていくことを確かめ合っていました。
- 開催概要
名称: 「光の思い出ドローンショー」
日時: 2022年3月25日(金) 19:00~19:20
会場: 小川町立東小川小学校 埼玉県比企郡小川町東小川2丁目21
構成: 東小川小の児童の愛称を浮かべる「オープニング」、運動会や“ひがしっ子祭”など東小川小での日々を振り返る「思い出」、児童が飼育する国蝶オオムラサキで表現する「未来」、学校へ“ありがとう”を贈る「感謝」の4つのパートで構成。各演出は同校の児童のアイデアをもとにドコモがドローン表現に落としこんだ、東小川小とドコモとの共同制作作品です。
- 小川町立東小川小学校について
ドローンショーによるコミュニケーションの新たな可能性を模索していたドコモに、閉校を迎えるにあたり何か特別な取り組みができないかと思案していた小川町立東小川小学校の校長先生が賛同してくださったことで、開催に至りました。
名称 :小川町立東小川小学校
所在地:埼玉県比企郡小川町東小川2丁目21
児童数:65人(2021年度)
沿革 :1983年4月 小川小学校から分離し校舎新築、開校
2022年3月31日 児童数減少に伴い閉校、小川町立小川小学校に統合
- ショーを終えて、須郷校長先生よりのコメント
ドローンショーとそれに見入る子供たちを眺めながら、この東小川小学校で児童たちとともにしてきたいろいろな思い出を反芻せずにはいられませんでした。「アリガトウ」が浮かび上がり、「ああ、これでショーも終わりなのだ」と思った瞬間に、花火が咲く音がジーンと心に響いた時は、なんとも言えない気持ちになりました。新人の校長として赴任してきて3年目の今年、いよいよ閉校を迎えるにあたり、今日のドローンショーが終わることで私の大きな役目もまたひとつ終わる、そんな感慨に浸っています。
今日のショーを終えて改めて思うのは、主催のNTTドコモさんをはじめ、たくさんの方々に一言で、「ありがとう」それだけです。
小川町立東小川小学校 校長
須郷 聖子