対象ソリューション
●3Dビジュアライゼーション
●コントロールルーム
●ライブイベント
●プロジェクションマッピング
●エンターテイメント(テーマパーク向けなど)
●テレビスタジオ
●ワークプレイス
●xR(バーチャル)スタジオ
- ビジュアライゼーションソリューションゾーン
バルコは、プロジェクターに加え、LED、LCD(UniSee)とリアプロジェクションタイプのディスプレイの3種類のディスプレイソリューションを持っているという、世界でも数少ないメーカーであり、他社が真似をできない強みとなっています。
6×15mのバルコブースの約半分を使い、異なるピッチの高精細LEDディスプレイ(幅2,440x高さ1,370mmおよび幅1,220x高さ1,370mm)とベゼルレスのLCDビデオウォールUniSee(幅3,634x高さ2,046mm)の3つの大型画面を配置したメインのビジュアライゼーションソリューションゾーンでは、製品単体でのデモで各製品の優れた映像性能をご確認いただけることに加え、1台の画像処理イメージプロセッサE2で3画面をあたかも1つの画像キャンバスであるかのようにコントロールした没入度の高い映像体験をご覧いただけます。
- BARCOとdisguiseがコラボレーション「LEDウォール型xR(バーチャル)スタジオ」
次代を担う最先端のVFX技術として注目を集め、日本でも活用が始まった「LEDウォールを用いたバーチャルプロダクション」。CGの背景をLEDウォールに映しながら撮影するインカメラVFXによりリアルタイムで合成を行うこの手法は、映画・TVCM・MVなどに始まり、ライブストリーミングや企業のオンラインプレゼンテーションにまで活用が拡がっています。
今回の出展では、BARCO社の高精細LEDパネルとdisguise社のビデオサーバーの組み合わせによるシンプルな構成でバーチャルスタジオを実現。2種類のカメラとカメラトラッキングシステムによる映像の背景にはUnreal Engineによるリアルタイム生成のCGを合成。バーチャルスタジオの様々な特性やそのメリットが体感できる展示もご用意しております。
- 最新のリモートミーティング環境を整えたワークプレースゾーン
リモートとオフィスが混在する環境でのオンラインミーティングは、企業ではもはや当たり前の光景となりましたが、さまざまな課題により生産性の低下に悩みを抱えている企業も少なくありません。バルコが実施したオンライン調査によると、課題の多くは映像や資料共有、操作、音声品質に起因していることがわかりました。
ワークプレースゾーンでは、これらの課題を一気に改善するソリューションとして、リモートでのミーティングもまるで対面での会議のように変えることのできるClickShare CXシリーズと、タッチディスプレイ、マイク・スピーカー・カメラを組み合わせたミーティング環境をブース内に2カ所再現し、実際にその効果を体験いただくことができます。
その他、バルコブースではプロジェクションマッピングに使用することもできる高輝度プロジェクターの展示および映写デモも行います。専門の技術スタッフも常駐しておりますので、ご不明なことやご相談があれば、お気軽におたずねください。
- 主な展示製品
●大型LEDディスプレイ「LED XTシリーズ」
XTシリーズはアスペクト比16:9の1枚27インチのLEDタイルで、0.9~2.5mmの5種類のピクセルピッチから選択できます。特徴は、27インチのLEDタイルを任意に組み合わせて小規模から大規模まで自在に構成可能な点にあります。カメラを用いて継ぎ目のずれを検出して電気的に補正するシームコンペンセーション機能により、複数のLEDタイルがシームレスな1枚のパネルのように表現できます。600nitから1,500nitまでの3種類の輝度があり、コストがクリティカルなプロジェクトから、ショールームなどの広くて明るい場所での設置にも対応できます。
また、XTシリーズに実装されている映像表示専用「Infinipix LEDプロセッサー」でビデオ信号を処理することによって、複数のLEDタイル上でもカラー精度、グレースケールレベルなどを同一に表示するように制御してすべての輝度領域で色とコントラストを良好に再現でき、 動きの速い映像においても低遅延でスムーズな映像表示を実現します。
●ベゼルレスで高い一体感を実現したLCDビデオウォール「UniSee」
55インチのタイル式LCDビデオウォールプラットフォーム「UniSee」は、ベゼルレスの設計により、接続しているLCDタイルの間がほとんど目立たない、シームレスなLCDビデオウォールを実現しています。輝度700cd/m²に加え、「NoGapテクノロジー」によって、画質とともに設置精度や保守のしやすさ、高い信頼性も実現しています。
●中・高輝度プロジェクター
1チップDLPのG60、G100シリーズ、3チップDLPのUDM、UDXシリーズなど、2,000ルーメン程度から75,000ルーメンまで幅広いラインナップを揃えております。劇場映画用から、大小会議室・宴会場、ホール・イベント用、高度なシミュレーション用、VR用、プロジェクションマッピング用、ホームシネマ用と、対応する市場が幅広く、製品ラインも、超静音型 DLPビジネス用プロジェクター、大会場用プロジェクター、デジタル・シネマ産業向けシネマ・プロジェクター、ポストプロダクション・プロジェクターと用途に応じて最適なシステムを構成しています。
●画像処理イメージプロセッサ「Event Masterシリーズ」「PDS-4K」
「Event Masterシリーズ」は4K表示に対応したマルチフォーマットプレゼンテーションシステムです。最上位機種「E2シリーズ」は、16の4K入力と8の4K出力を備えたマルチパーパスイメージプロセッサーで、 一部では「No Barco, No Show(バルコのプロセッサーなしではイベントはできない)」と言われるほど市場から好評を博した製品です。
昨年6月に発表した4K対応スイッチャー「PDS-4K」は、複数の出力機器の映像をシームレスにスイッチングできます。PDS-4Kはこのクラスのスイッチャーで、はじめてAthenaTMスケーラーを採用しました。オプションカードで、Danteオーディオにも対応します。低遅延、ストレスのないスケーリング機能を備えており、小規模から中規模のイベントに適しています。
●リモート会議向けるワイヤレスコンファレンスソリューション「ClickShare CXシリーズ」
ClickShare は会議室のモニターやプロジェクターと複数のPC 間の接続を無線化し、どのPC からの画面でも一瞬で共有することが可能になるソリューションです リモートミーティングで使用するカメラ、マイク、スピーカーなどのUSB周辺機器を統合でき、オフィスとリモートが混在する環境でのハイブリッドミーティングでも、ボタン一つで簡単にリモート会議のセッティングが可能です。セキュリティに関してもISO27001に準拠して高いセキュリティを備えており、現在、世界で最も多く利用されているワイヤレスプレゼンテーション&コンファレンスシステムです。
disguiseについて (https://www.disguise.one/jp/)
disguiseはバーチャルスタジオ、ステージやシアター、プロジェクションマッピングでの高度な演出を実現するテクノロジープラットフォームです。クリエイティブやテクニカルの専門家が、壮大なライブビジュアル体験を想像、創造、提供することを可能にします。disguise Japan 合同会社は、ロンドンに本社を置く英国のメーカー disguise社の日本における販売法人として設立されました。
所在地:〒220-0012 横浜市西区みなとみらい 3-7-1 8F
バルコについて
バルコは1934年にベルギーで創業(日本法人であるバル
コ株式会社は1995年設立)しました。その歴史はラジオの製造から始まり、現在ではディスプレイ技術、プロジェクション技術、コラボレーション技術を核に、主にエンターテイメント、ヘルスケア、エンタープライズ向けに可視化ソリューションを開発、設計しているグローバルなテクノロジー企業です。現在では90か国以上に販売拠点を持ち、2020年の連結総売上げは770Mユーロを超え、従業員約3,300名、430を超える特許を取得しています。
■本件に関するお客様からのお問合せ先
バルコ株式会社
TEL: 03-5767-8720
Web: https://www.barco.com