中部テレコミュニケーション/ヘルスケア事業強化に向けた「ジョブ型人事制度」の導入について

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 中部テレコミュニケーション株式会社(略称:ctc、本社:名古屋市中区、代表取締役社長:宮倉康彰、資本金:388億円)は、2021年10月より、ヘルスケア事業の更なる強化に向け、医療IT分野のソリューション人材を対象に、「ジョブ型人事制度」を新たに導入することとしましたので、お知らせいたします。(詳細については<1>参照)
 弊社は自社の光回線、クラウド、データセンターを組み合わせた医療システム基盤の提案・構築など、医療業界向けのICTソリューションサービスをお客さまへ提供しております。
 近年、医療業界においては、医療の高度化・複雑化に伴う病院情報システムの最適な利活用方法の検討や、新型コロナウイルス感染リスク軽減に向けたオンライン診療の導入など、ICTに関連する様々な課題が増加しており、その対応が必要となっております。
 このような社会的課題に取り組むために、弊社はヘルスケア事業を更に強化する必要があると考え、「ジョブ型人事制度」を新たに導入し、医療IT分野において高度な専門知識とスキルを有する優秀な人材の確保を一層図ることといたしました。(詳細については<2>参照)

  今後、ジョブ型人事制度の適用職種をセキュリティ分野等へ順次拡大し、より質の高いICTトータルソリューションサービスの提供を通じて、中部地域の発展に貢献してまいります。

<1>ジョブ型人事制度について

 弊社はこれまで、社員が自身の最大限に能力を発揮できるよう、様々な人事施策を進めてまいりました。今回、ヘルスケア事業など新たな成長の柱となる専門分野を担う職種を「高度専門職」として定義するとともに、この職種にジョブ型人事制度を適用します。
 ジョブ型人事制度では、職種ごとに求められる役割・具体的な職務の内容・必要なスキル等を「ジョブディスクリプション(職務記述書)」に定義いたします。このジョブディスクリプションをもとに、日々高度な専門知識を磨きながら業務にチャレンジし 、能力を発揮することで生み出された成果がダイレクトに報酬に反映される処遇体系を実現いたします。
 ジョブ型人事制度の導入により、社員が高度な専門能力を磨きながら働くことができるフィールドへと進化させるとともに、社員と企業の持続的な成長を通じて、中部地域への貢献を果たしてまいります。

 

〈図1〉弊社の人事施策について

<2>弊社のヘルスケア事業における医療IT分野ソリューション人材の活躍フィールドについて

 弊社のヘルスケア事業では、医療IT分野におけるソリューション人材がそれぞれの専門知識・スキルを最大限に発揮しながら、幅広いフィールドで活躍しております。
 具体的には、医療情報システム基盤から電子カルテ・医事・部門システムの提案、設計、導入まで一貫して行っているほか、システムの運用や、診療データの統計解析等を通じた病院業務のさらなる改善や活用の提案、ならびに地域医療・多職種連携による患者情報を共有するシステムの提供なども実施しております。
 また、新型コロナウイルス感染リスク軽減に向け、自治体・医師会・薬剤師会と共同し、病院・診療所・調剤薬局におけるICTを利用したオンライン診療やオンライン服薬指導の実証実験を行うなど、ヘルスケア分野の動向に即した通信インフラ・ICT技術を組み合わせたソリューションサービスを適時提供し、ヘルスケア事業の強化に向けた様々な取り組みを加速しております。

 

〈図2〉弊社ヘルスケア事業の医療現場での取り組みについて

以 上

 

 

 

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