AIを活用し自治体業務のDX化に貢献、利便性向上へ
本サービスは、自治体窓口業務のDX化を手掛けるデンマーク企業の日本法人であるフロントデスクジャパン株式会社(本店:東京都渋谷区、代表取締役社長:ニコラス ラーセン)が提供する窓口予約・管理に関するクラウドサービス『FrontDesk』と、当社のAIを活用した電話自動応答システム『AIコンシェルジュⓇ』が連携したサービスです。
- 導入の背景と期待する効果
北九州市小倉北区役所「マイナポイント支援窓口」では、「待たない」区役所を目指して2023年6月6日(火)から窓口予約システムを導入し、窓口業務のDX化にむけた実証実験を実施しています。現在もWEBからの予約は可能ですが、パソコンやスマートフォンなどでの予約が困難な方は、来庁して予約を取る必要がありました。
今回、当社の『AIコンシェルジュⓇ』を提供することで、多くの方に予約を前提とした来庁を促すことができ、窓口の混雑緩和や待ち時間の短縮が期待できます。また、予約を受け付ける職員の業務負担軽減などの効果も見込め、自治体が抱える課題の解決にもつながります。予約の手段を増やすことで、より多くの方へ平等な窓口予約サービスを提供します。
- 実証実験の概要
■対象者:北九州市小倉北区役所にてマイナポイント支援窓口予約の利用者
■実施期間:2023年7月5日(水)~2023年9月29日(金)
■対応時間:24時間受付可能
■来庁予約専用ダイヤル:050-1807-4109
※土日・祝日を含む毎日(24時間)実施します。
※実証実験の状況により、終了時期が変動する場合があります。
※メンテナンスなどにより、停止する場合があります。
- 『FrontDesk』とのサービス連携について
本サービスは、24時間いつでも電話での予約を受け付けることが可能です。『AIコンシェルジュⓇ』が自動応答で予約可能な最短の日程を提案し、それに了承いただける場合、電話番号のヒアリングを経て予約完了となります。提案した日時で調整が難しい場合には、ご希望の日時を伺い、再度調整を行います。その後、『AIコンシェルジュⓇ』で受け付けた内容を『FrontDesk』の予約システムに登録します。
- 『AI コンシェルジュⓇ』について
『AI コンシェルジュⓇ』は、AIを活用した電話自動応答システムです。電話時に人の発する言葉を音声認識でテキスト化し、辞書やデータベースと連携して適切な回答を抽出、音声合成によって回答するAIソリューションです。受電・架電どちらも対応可能なため、様々な電話業務を自動化することが可能です。
また当社は、主に地方公共団体向けに提供されている総合行政ネットワーク(LGWAN)に対応した『AI コンシェルジュⓇ for LGWAN』も提供しているため、市民情報を扱った電話業務の対応も可能です。
AIコンシェルジュⓇ:https://www.tactinc.jp/service/ai
- 当社の取り組みについて
電話自動応答サービスをはじめ、SMS送信サービスや窓口DXサービスなどを通して、市民とのコミュニケーションが発生する職員業務の自動化・効率化や市民サービスの向上に貢献してまいります。
■株式会社TACT
本店:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目1番1号 目黒セントラルスクエア
東京本社:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目3番10号 田村駒東京本社ビル5F
代表者:代表取締役社長 溝辺 和広
URL:https://www.tactinc.jp
※本プレスリリースに記載されている社名および製品名などは、当社の商標または登録商標です。
■フロントデスクジャパン株式会社
本店:〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29番6号
代表者:代表取締役社長 ニコラス ラーセン
URL:https://frontdesksuite.com/ja
■福岡県北九州市
所在地:福岡県北九州市小倉北区城内1番1号
代表者:北九州市長 武内 和久
URL:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/