– AIによる映像解析や「楽天ポイント」による視聴誘引施策を用いて広告効果を検証 –
本実証実験では、タカラ・エムシーが静岡県内で展開するスーパーマーケット「フードマーケット マム 若松店」の店内合計11カ所にAIカメラ付きのデジタルサイネージを設置し、店舗で取り扱う商品の広告を放映します。AIによる映像解析技術を活用し(注1)、通行者の広告視聴状況や年代・性別などの層ならびに購買傾向に基づいた販売促進、商品ニーズや表示される広告表現、「楽天ポイント」を使った視聴促進などの効果を検証していきます(注2)。
楽天とタカラ・エムシーが協働し、広告ソリューションに関する実証実験を行うのは、今回が初となります(注3)。本実証実験を通じて、楽天は、店舗などのリアルな空間におけるAI技術の活用、新たな広告手法の開発を行います。タカラ・エムシーは、これまでの自社による販売促進活動に加えて、新たな広告ソリューションの実施を通じ、お客様一人ひとりに適切でお得な情報を届け、より豊かな購買体験の提供とスーパーマーケットの価値拡大を図ります。
なお、楽天はこれまでAI技術の活用に関して、楽天グループのViber Media S.a.r.l.が提供するメッセージングアプリ「Rakuten Viber」における「Viber AI チャット」の提供(注4)等の取り組みを行っています。また、2023年8月には、最新AI技術によるサービス開発における協業に関してOpenAIと基本合意(注5)しました。
楽天とタカラ・エムシーは、これからもAI技術をはじめとする最新のテクノロジーを積極的に活用し、生活の利便性向上とお客様にむけた新たな価値の提供を目指してまいります。
(注1)楽天は、AIカメラを活用した広告ソリューションにおいて、北海道大学発のベンチャーで、画像認識のコア技術開発とエッジAIカメラソリューションを提供するAWL株式会社と協働しています。本実証実験では同社が提供するAIカメラ「AWL Lite」を使用し、AIによる映像解析を行います。「AWL Lite」は、タブレットやサイネージにインストールしてAI分析、自動化を実現するサービスです。詳細は以下を参照してください。
https://awl.co.jp/services/awl-lite/
(注2)本実証実験で収集する個人情報については、個人が特定できない状態に加工した分析結果が楽天からタカラ・エムシーに共有されます。
(注3)楽天とタカラ・エムシーのこれまでの取り組みは以下を参照してください。
「フードマーケットマム」などで「楽天ポイントカード」が利用可能に
https://payment.rakuten.co.jp/news/2022060100/
「フードマーケットマム」の「楽天全国スーパー」への出店について
https://corp.rakuten.co.jp/news/update/2022/1215_01.html
「フードマーケットマム」などで「楽天Edy」が利用可能に
https://payment.rakuten.co.jp/news/2023091501/
(注4)参考リンク: https://corp.rakuten.co.jp/news/update/2023/0519_01.html
(注5)参考リンク: https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2023/0802_01.html
■実施概要
実施期間: 2023年10月10日(火)から約6週間
実施場所: 「フードマーケット マム 若松店」(静岡県静岡市葵区若松町105-1)
実施方法:
・店内合計11カ所にAIカメラ付きのデジタルサイネージを設置し、店舗で取り扱う商品の広告を放映
検証内容:
・通行者の広告視聴状況や年代・性別などの層ならびに購買傾向に基づいた販売促進の効果
・商品ニーズや表示される広告表現の効果
・「楽天ポイント」を使った視聴促進などの効果
※記載されている会社名・製品名・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。
以 上