パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行 以下、パナソニック コネクト)は、業務用ライブ映像制作・配信システム「IT/IPプラットフォームKAIROS」の新メインフレーム「Kairos Core 200(AT-KC200T)」(2023年6月14日より発売開始(*))用のシステムソフトウェア「バージョン1.5.0」の提供(無償)を2023年7月21日より開始しました。より直感的にKAIROSを操作できる「タッチコントロールパネルソフトウェアオプション(AT-SFTC10G)」(2023年6月30日より提供開始)が使用可能になるほか、新たな機能が追加されており、お客さまそれぞれの運用環境・撮影環境に適した、より自由な映像制作をサポートします。
* 2023年2月2日プレスリリース「Kairos Core(メインフレーム)第二世代2機種を開発」にて公表
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230202-1
「メインフレーム Kairos Core 200(AT-KC200T)」をバージョン1.5.0にアップデートすることにより、「タッチコントロールパネルソフトウェアオプション(AT-SFTC10G)」を使用いただけます(※1)。PCのタッチパネルモニターに表示したマルチビューワー画面をタッチして、映像の選択やカメラ切替、クリップ再生などを指先のタッチ1つの直感的な操作で可能にしており、従来のスイッチャー操作に習熟した専任オペレーターでなくても、誰でも簡単にKAIROSの機能を使えます。またKairos CreatorをインストールしていないPCからも操作可能です。AT-SFTC10Gはソフトウェアキーで提供され、キーコード入力によるアクティベートで使用可能となります。
バージョン1.5.0ではそのほか、マルチビューワーの4系統出力と4K/HDパラレル出力、Kairos Creatorでの素材、ソース、オブジェクトの複数選択、RAMプレーヤー/静止画での入力・出力映像の録画などの多くの機能を充実させており、映像制作の自由度をいっそう高めます。
「メインフレームKairos Core 200(AT-KC200T)」は、KAIROS第2世代の新しいミドルレンジクラスの製品で、映像処理パフォーマンス、内蔵ストレージ容量、信頼性・安全性を現行モデルより大幅に向上しています。
タッチコントロールパネルなど「KAIROS バージョン1.5.0」の機能をフルに活用でき、お客さまの用途と運用環境に応じた、より自由な映像制作を可能にします。
パナソニック コネクトはIT/IPプラットフォームKAIROSを通じ、映像制作の現場を再発明することで、様々な場所で繰り広げられる感動や興奮の一瞬を「伝えたい人」と、それを視聴する「参加する人」をより多くの価値ある映像でつなぎ、多様な人々が幸せに暮らせるウェルビーイングとサステナブルな社会の実現を目指します。
■Kairos Core 200 AT-KC200T バージョン1.5.0(※1)詳細
・タッチコントロールパネル対応(※2)。PC(※3)のマルチビューワー画面をタッチして、映像の選択やカメラ切替、クリップ再生など直感的な操作が可能。
・RAMプレーヤー/静止画REC機能。入力・出力映像の録画(※4)(静止画はフレームキャプチャー)が可能。
・2.5D DVE(X・Y・Z軸による回転および位置調整)に対応。
・システムログ機能を拡張。FANアラーム、電源アラームなど警告表示に対応。
・Kairos Creatorマルチセレクト機能。以下のGUIでの複数選択に対応。
–静止画、RAM/Clipプレーヤー、オーディオ:複数クリップ選択
–ソースオプション:複数ソース選択
–インプット:複数入力選択
–ペイント:複数オブジェクト選択
・マルチビューワー出力が×4系統に倍増。4K/HDパラレル出力に対応。
・その他、多項目にわたって操作性を改善。
※1:他のメインフレームKairos Core 100, Kairos Core 1000, Kairos Core 2000(2023年度第2四半期発売予定)は、各メインフレームでのバージョン1.5公開に伴い、順次対応予定です。
※2:別売/タッチコントロールパネルソフトウェアオプション(ソフトウェアキー)AT-SFTC10Gが必要。
※3:対応OS:Windows10/11(Winのみ、Mac OS非対応)。
※4:映像のみ。
■2023年6月より発売開始された新製品
【品名】メインフレームKairos Core 200
【品番】AT-KC200T
【発売日時】2023年6月14日
【品名】タッチコントロールパネルソフトウェア オプション(ソフトウェアキー)
【品番】AT-SFTC10G
【発売日時】2023年6月30日
【IT/IPプラットフォーム「KAIROS」について】
KAIROS(ケイロス)は映像制作現場における「撮る・創る・映す」を革新することで、現場における“新たなワークスタイル”をご提供します。映像コンテンツの、多様な演出表現と高い生産性の両立が求められる制作プロセスに、IT/IPプラットフォームを導入。現場ニーズに“最適”な環境で、ハイクオリティーな映像制作が可能となります。またIT/IPへの変革を図る事で、映像制作現場の「時間」と「場所」、「リソース」の制約を一手に解放し、より映像制作の可能性を広げます。進化し続けるIT/IPプラットフォーム“KAIROS”により、日々要求が高まる映像制作ニーズに応え続けます。
▼詳細についてはパナソニックのIT/IPプラットフォーム「KAIROS」のウェブサイトをご覧ください。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav_kairos
【お問い合わせ先】
パナソニック コネクト株式会社 メディアエンターテインメント事業部
プロAVマーケティング部 マーケットコミュニケーション課
E-mail:pro-av.ad@gg.jp.panasonic.com
[放送・業務用映像システム ホームページURL]
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav
【パナソニック コネクト株式会社について】
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約29,500名の従業員を擁し、売上高は1兆1,257億円(*)を計上しています。「現場から社会を動かし未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
* 2022年度売上高
■人権の尊重と企業価値の向上に向けて
パナソニック コネクトは、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつと位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高いカルチャーを目指しています。
「少数であること」やその他の理由で権利が守られていない状況に対しては、妥協できない「人権」の問題として取り組みます。
例えば、2016年、国内の人事制度運用上の配偶者に「(同性婚も含む)事実婚を結婚したものと同様に取り扱う」ことを発信するなど、家族の在り方の多様化に対応しています。
▼その他の取り組みについてはこちら
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei/lgbtq
▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
▼パナソニック コネクトNewsroom