〜「まちかぎリモート」と「RemoteLOCK」を試験導入し、施設予約・利用者管理を効率化〜
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取り組みの背景
大洲市ではデジタルトランスフォーメーションを推進し、地域課題の解決や市民生活の利便性向上、産業の活性化、業務改革による行政の効率化に取り組んでいます。
この一環として、市民の利便性向上や施設の効率的な管理を図ることを目的に、構造計画研究所が提供する施設予約システムまちかぎリモートと暗証番号式のスマートロックRemoteLOCKを、四国地方の自治体で初めて試験導入する運びとなりました。この実証実験を通じて、利用者と施設管理者双方にとっての有効性を検証します。
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実証実験の概要
これまで、対象施設の利用者は利用申し込み・鍵の受け取りのために公民館に赴く必要がありましたが、実証実験中は利用者自身のスマートフォンやパソコンからオンライン施設予約システム(まちかぎリモート)で空き状況の確認や予約申し込みができるようになります。
また、RemoteLOCKが設置された下記の施設では、予約に紐付いた暗証番号で解錠ができるキーレス運用となります。窓口対応者は予約対応や鍵の発行をクラウド上で一元管理できるため、業務の遠隔化および効率化を実現することができます。
1 実証実験の対象施設
・喜多小学校 屋内運動場
・大洲北中学校 屋内運動場
・平野公民館
・平野小学校 屋内運動場
・平野中学校 屋内運動場
2 実証期間(予定)
2023年8月20日(日)から2024年3月末まで
3 機能の概要
・オンライン施設予約システム(まちかぎリモート)
オンラインで施設の空き状況の確認、予約受付、鍵管理機能との連携が可能
・鍵管理機能(RemoteLOCK)
Wi-Fiを利用した暗証番号式の電子錠による鍵管理が可能
4 その他
・本トライアル期間中は、予約システムとRemoteLOCK本体を構造計画研究所より無償提供
▶実証実験の詳細(大洲市ホームページへ):https://www.city.ozu.ehime.jp/soshiki/kikakujoho/55452.html
▲施設予約システム、まちかぎリモート画面イメージ
RemoteLOCKチームは、今後も公共施設管理をICT技術でスマート化し、住民の利便性向上と管理業務の効率化に資する取り組みを提案することで、魅力ある住みやすいまちづくり、ならびにより良い社会の構築に貢献してまいります。
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公共施設のスマート管理を実現する「RemoteLOCK」および「まちかぎリモート」について
RemoteLOCKは、RemoteLock社(本社:米国コロラド州、CEO:Nolan Mondrow氏)が開発し、日本国内では株式会社構造計画研究所が提供するWi-Fi接続型・クラウド管理機能を備えたスマートロックです。
暗証番号による入室が可能で、年齢を問わず住民や地域の方々に公共施設をご利用いただくにあたり利便性が高く、またセキュリティの担保と施設の省人化運用の両立を図っている宿泊施設や店舗等においても、多くの利用実績があります。
まちかぎリモートは、公共施設管理のスマート化を推進するために株式会社構造計画研究所が開発・提供するシステムで、予約・支払いから鍵の受け渡しまでワンストップで行える施設予約システムです。
RemoteLOCKおよび、まちかぎリモートを連動することで、施設利用者の利便性向上と施設運営の効率化を実現します。
▶詳細: https://remotelock.kke.co.jp/case/public-facilities/
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お問い合わせ
株式会社構造計画研究所
RemoteLOCKチーム
TEL: 050-1807-1888
E-mail: remotelock@kke.co.jp