戸田建設、ボルボ・グループなどが、Oracle Cloud Lift Servicesを活用し、複雑なワークロードをオンプレミスからOCIに移行
News Release Summary
(本資料は2022年1月31日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
1,000社以上のグローバル企業が、Oracle Cloud Lift Servicesによって、Oracle Cloud Infrastructureに移行
戸田建設、ボルボ・グループ、Bangkok Commercial Asset Management、Unimed Porto Alegreなどが、Oracle Cloud Lift Servicesを活用し、複雑なワークロードをオンプレミスからOCIに移行
アクセンチュア、コグニザントなどのオラクルのパートナーが、Oracle Cloud Lift Servicesを活用し、顧客のOCIへの移行を加速
お客様のビッグ・データ、データ・レイクハウス、およびデータ・サイエンスの設計と移行を支援するためのサービスを強化
2022年2月3日
1,000社以上のグローバル企業が、「Oracle Cloud Lift Services」(https://www.oracle.com/jp/cloud/cloud-lift/)を使用して、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」(https://www.oracle.com/jp/cloud/)へのミッションクリティカルなワークロードの移行を加速しています。戸田建設、インガソール・ランド、ボルボ・グループ、Suramericana SA、National Pharmacies、アクセンチュア、コグニザント、インフォシス、Syntaxなどの世界中のお客様とパートナー企業が、オンプレミスと他のクラウドから「OCI」への企業および事業部門のアプリケーションの移行や複雑な統合を行っています。需要の増加に対応し、さらに多くの企業が「OCI」を活用できるように、オラクルは、お客様がデータ・レイクハウスとAI対応のアプリケーション環境の設計や「OCI」への移行を容易にする新しい機能によって、サービスを強化しています。
2021年3月*に提供開始した「Oracle Cloud Lift Services」は、技術提供のための単一の窓口を用意し、「OCI」サービス導入に不可欠な専門知識の障壁を取り除き、より迅速な価値創造やイノベーションの機会創出を支援します。企業は、このサービスの一環として、経験豊富なクラウド・エンジニアから、クラウド移行の計画、設計、プロトタイプ作成、および管理に関する専門的なガイダンスを追加費用なしで受けることができます。この結果、お客様は重要なワークロードを数ヶ月ではなく、数週間、あるいは数日で移動させることができるようになりました。また、ワークロードが本番稼動となるまで、オラクルがお客様と協力して作業を進め、ベスト・プラクティスのトレーニングを行うことで、お客様は自社で環境運用するための専門知識を習得することも、「Day 2」マネージド・サービス・プロバイダーと協力することもできます。
*日本での提供開始は2021年7月
オラクルの北米クラウド・ソリューション・エンジニアリング担当シニア・バイスプレジデントであるヴィナイ・クマール(Vinay Kumar)は次のように述べています。「最も重要なエンタープライズ・ワークロードをクラウドに移行しようとする企業が増加するにつれて、移行をできるだけ迅速でシームレスに行うための実践的な支援を求める声が上がっています。お客様は、『Oracle Cloud Lift Services』によって、移行をガイドし、重要なワークロードを『OCI』上で正常に稼働するために、多くの世界的な大企業の最も複雑な移行管理を支援してきたオラクルのエキスパートを活用できます。」
IDCのクラウドおよびエッジ・インフラストラクチャ・サービス担当リサーチ・バイスプレジデントであるDave McCarthy氏は次のように述べています。「クラウド移行については、すべての移行が同じというわけではなく、クラウド・プロバイダーは顧客のニーズに合った柔軟なサービスを提供する必要があります。最適な結果を得るためには、単純なリフト・アンド・シフト以上の意味があるのです。クラウド・プロバイダーは、お客様がタイムリーで徹底した移行を行い、継続的なアップタイムを確保できるよう、計画から本番稼動まで、すべてを積極的に支援する必要があります。」
「Oracle Cloud Lift Services」に今回追加された機能には、お客様のデータ・レイクハウスやAI対応アプリケーション環境の設計・移行を支援する機能が含まれています*。分散コンピューティングのリーダーであるWANdiscoとの新しいパートナーシップによって、大量の本番稼動のデータ・セットを使用する企業はビッグ・データを迅速に移行するためにWANdisco LiveData Migratorにアクセスできます。WANdisco LiveData Migratorは、データをオフラインにすることなく、HDFSデータとHiveメタデータをクラウドに移行する完全に自動化されたクラウド移行ソリューションです。WANdisco LiveData Migratorは、大規模なデータ・セットを手動で移行する方法より、最大で38倍迅速にクラウドに配信し、お客様の時間、費用、およびリソースを削減可能です。
*日本での展開は未定
Oracle Cloud Lift Servicesがグローバル・ブランドの移行を加速
自動車、金融サービス、ヘルスケアなど、さまざまな業界の世界中のお客様とパートナーが、クラウド移行に成功できるように、「Oracle Cloud Lift Services」を活用しています。
戸田建設株式会社
戸田建設株式会社は、医療施設や学校建築を中心に高い評価を得ており、サステナビリティへの取り組みにも力を入れている建設会社です。同社のICT統轄部 インフラ・セキュリティ部 部長 盛 茂実 氏は次のように述べています。
「基幹システム再構築という戦略的な取り組みの一環として、『OCI』へのインフラ移行を行っています。『Oracle Cloud Lift Services』は、移行計画から移行検証も含めた支援で、混乱することなく移行までの完全な道筋を提示してくれました。今後は、自社主導で先進的なクラウド利用に取り組んで行く予定です。」
ボルボ・グループ
スウェーデンのヨーテボリに本社を置くボルボ・グループは、輸送およびインフラストラクチャ・ソリューションによって繁栄を推進しており、トラック、バス、建設機械、船舶および産業向けのパワー・ソリューション、融資、および顧客のアップタイムと生産性を向上するサービスを提供しています。同社の輸送自動化およびブロックチェーン担当ディレクターであるMartin Ahl氏は次のように述べています。
「『Oracle Cloud Lift Services』のエキスパート・エンジニア・チームはクラウド統合を迅速でセキュアに実現する上で大きな役割を果たしました。戦略とイノベーションの機会に注力する一方、オラクルの実践的な知識を活用できたことは、本当に有益でした。」
Bangkok Commercial Asset Management
タイ最大の資産管理会社であるBangkok Commercial Asset Managementは、債務管理を提供し、タイの金融機関の不良資産の管理を支援する重要な役割を担っています。同社のエグゼクティブ・バイスプレジデントであるThanakorn Wangpipatwong博士は次のように述べています。
「『Oracle Cloud Lift Services』チームとパートナーであるiCE Consultingの支援によって、『Oracle Autonomous Data Warehouse』、統合、ETL、データ・レイク、および分析サービスを含む包括的かつ統合された最新のデータ管理プラットフォームを実装しています。オラクルのチームの支援により、ワークロードをクラウドベースのオペレーティング・モデルに移行できました。このため、データをセキュアに管理し、ビジネス上の意思決定を迅速に行うために必要な分析情報を得ることができます。また、iCE Consultingは既存のテクノロジーを『Oracle Cloud』と統合することに注力できました。」
Unimed Porto Alegre
Unimed Porto Alegreは、ブラジル南部を代表する健康保険組合であり、約70万人の顧客を支援しています。同社のクラウド・アーキテクト・マネージャーであるMarcio Souza氏は次のように述べています。
「Unimed Porto Alegreは、カスタマー・サービスの向上だけでなく、社内プロセスの最適化も常に追求しています。『Oracle Cloud Lift Services』によって、クラウド移行プロセス全体を最適化および加速できます。また、レガシー環境と比較して、30%のコスト削減と最大3倍のシステム・パフォーマンス向上を予測しています。オラクルのサービスによって、ミッションクリティカルなデータを『Oracle Cloud Infrastructure』に安全に移行でき、パフォーマンスが向上し、データ探索プロセスが加速しました。」
Oracle Cloud Lift Servicesへのパートナー企業のコメント
「Oracle Cloud Lift Services」は、アクセンチュア、コグニザント、インフォシス、Syntaxなど、次世代のクラウド・インフラストラクチャを顧客に提供しようとしているプロフェッショナル・サービス・パートナー企業に、相互に有益な関係を提供するものです。「OCI」は、より高いパフォーマンス、SLA、および最小限の変更で、企業の記録システムからデータ・レイクまですべてのアプリケーションを実行できるように設計されています。この結果、ワークロードは設計どおり「OCI」で運用できるため、移行にかかる時間は数か月または数四半期から数日または数週間に短縮できます。
パートナー企業は、「Oracle Cloud Lift Services」によって、「OCI」に容易に移行できるため、顧客との関係を構築し、価値を向上することに注力できます。パートナー企業は、移行済みのワークロードとデータを拡張し、新しいアプリケーション、新しい分析環境、または顧客に有益な他のすべての機会と統合できるため、移行完了後の価値が向上します。お客様にとって、このサービスは、即時のコスト削減と、予算全体をそのまま残したスムーズな移行につながります
アクセンチュアのOracle Business Groupのグローバル・リードであるPhillip Hazen氏は次のように述べています。
「お客様がビジネスを最新化できるように、アクセンチュアとオラクルは長年にわたって協力してきました。『Oracle Cloud Lift Services』は、両社の協力をサポートし、お客様の移行の成功やよりシームレスなクラウド移行の実現を支援します。」
コグニザントのオラクル・プラクティス担当グローバル責任者であるSuraj Jacob氏は次のように述べています。「コグニザントは、『Oracle Cloud Infrastructure』のアドバイザリー、実装、およびマネージド・サービスを代表するプロバイダーであり、これまで世界中で40以上の『OCI』プロジェクトで成功を収めてきました。企業は、『Oracle Cloud Lift Services』を当社のマルチピラーのクラウド実装サービスと組み合わせると、時間、コスト、およびリソースを削減する統合的なシステムによりバックオフィス・プロセスをモダナイズできます。」
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com をご覧ください。
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