一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会/「IoTセキュリティ手引書 Ver2.0」をリリース

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IoTビジネスに関わる事業者向けにセキュリティの課題と対応策のガイドラインを提示

一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会(理事長:辻井 重男、所在地:東京都港区、以下、SIOTP協議会)は、 IoTシステム開発者に向け、IoTデバイスに求められる実装レベルの仕様をまとめた「IoTセキュリティ手引書Ver2.0」を公開しました。
この手引書は、国際標準で規定されているセキュリティ要件を基に、安心安全なライフサイクル管理(設計・製造~サービス運用~廃棄)の実現を解説したものです。特にIoTクラウドサービス事業者、IoTクライアントデバイス製造事業者、およびこれらの機能を活用しカスタマーへトータルのサービスとして供給する事業者に対してご覧いただきたい内容です。

今回のVer2.0では、2020年11月にリリースした「IoTセキュリティ手引書Ver1.0」で参照したIEC62443に加えて、米国セキュリティ規格NIST SP800-171の要素を追加。またより手引書としてご活用いただけるように全体の構成を見直しました。

【入手方法】
「IoTセキュリティ手引書 Ver2.0」は、SIOTP協議会のホームページ(Forms)から参照いただけます。
・ダウンロードサイト:https://forms.office.com/r/ZLQRyvA9Bm

【執筆に参画いただいた会員企業】
本手引書は、SIOTP協議会 仕様検討部会において、豊富なノウハウと経験を持つ以下のメンバーの知見を持ち寄り作成されたものです。
・インタープラン株式会社
・サイバートラスト株式会社
・株式会社ソリトンシステムズ
・大日本印刷株式会社
・トレンドマイクロ株式会社
・中央大学研究開発機構
・パーソルAVCテクノロジー株式会社
・トッパン・フォームズ株式会社
・パーソルAVCテクノロジー株式会社
・ラピスセミコンダクタ株式会社
・ワンビ株式会社、データ適正消去実行証明協議会

【関連する今後の活動】
3月上旬に「IoTセキュリティ手引書Ver2.0」のリリースを記念して、その内容を解説するオンラインセミナーの開催を予定しています。

また今年4月を目途に「IoTセキュリティ手引書Ver2.0」をもとに、「IoTセキュリティ認証プログラム」を立ち上げる予定です。

※詳細は後日、当協議会ホームページ、セキュリティ専門オンラインメディアJAPANSecuritySummit Updateにてご案内いたします。
・JAPANSecuritySummit Update:https://japansecuritysummit.org/
【セキュアIoTプラットフォーム協議会について】https://www.secureiotplatform.org

2017年4⽉に設⽴されたセキュアIoTプラットフォーム協議会はIoT機器の利⽤者が安⼼・安全にIoT機器やそのサービスを利活⽤できるよう、全世界標準かつデファクトなセキュリティ基盤の構築を⽬指しています。⽇本産業界の知⾒を集めオープンイノベーションによりIoT機器の製造段階からクラウド環境でのサービスまでを包含したセキュリティ標準化の取り組みを推進しています。

 

 

 

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