ローカル5G関連製品の国内独占販売権を獲得
現在、ローカル5Gは、個別のニーズに応じて柔軟にネットワークを構築できることから、社会実装を見据えた実証実験が活発化し、事業本格化に向けた準備が加速しています。その流れのなかで、企業や自治体がローカル5Gの活用を検討していますが、導入の手間やコストがかかるため、簡単に導入に踏み切れないという課題があります。
このたびのHFR社との契約は、これらの課題を解決するものです。当社はHFR社のもつアンテナ分散技術を用いて、ローカル5Gが必要とされる建物屋内を効率よくカバーするソリューションを展開していきます。具体的には、オフィスビルや病院など、壁や床で仕切られた空間が多い屋内施設で、1台の基地局(CU/DU注1)から小型送信機(RU注1)を複数台つなげ、効率よくエリア設計を行っていくものです。導入コスト低廉化とローカル5Gの性能を最大限活かせるソリューションとして提供します。
NECネッツエスアイは、設計・構築から免許申請や保守運用までワンストップでサポートできる当社の強みと、事業ブランド「Symphonict」(注2)のもとで提供するDXソリューションとを組み合わせ、お客さまの最適なローカル5G活用を実現します。
<HFR社の概要>
社名 :주식회사 에치에프알 (HFR, Inc.)
チュシクフェサ エイチエフアール
設立 :2000年1月
所在地:京畿道城南市盆唐区城南大路43番
ギル10 5階(九美洞、ハナイジタワー)
代表者:丁 鍾珉(CHUNG JONG-MIN、1968年生まれ 元SKテレコム主任研究員)
以上
注1:
一般的に5Gの基地局は、RU、DU、CUで構成されます。
RUを分割することにより、効率的に屋内施設のローカル5G環境を構築することができる。
RU:Radio Unit 基地局の無線部
CU:Centralized Unit 基地局の集約部
DU:Distributed Unit 基地局のデータ処理部
注2:Symphonict(シンフォニクト)
「Symphonict」は、自社実践とお客さまとの共創を通じて生み出したデジタルサービスによって働き方やまちづくりを変革し、企業や自治体・社会インフラをはじめとする様々なお客さまの「デジタルシフトによる価値創造・課題解決」を実現するNECネッツエスアイの事業ブランドです。
”symphony(調和)”と”ict(情報通信技術)”を組み合わせた造語である
「Symphonict」には、データ、デジタル技術(AI・IoT・5G等)、クラウドの融合によって「新たな価値を創出し、サステナブルな社会の実現を目指す」という当社の思いが込められています。
※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。