創業者のハンス・ベッコフは、 「この結果は、我々の誇りである。さらなる売上増を見込める状況にあったが、想定以上の受注増は当社の生産能力を超えるものであり、部品供給が不足する地域もあった」、と述べています。
ドイツ、欧州、世界で売上拡大
ドイツにおける業績は、約27%増の売上増、受注高は2倍以上でした。
当社製品を販売する大半の国においても同様の結果です。
ハンスは以下のように述べています。「2021年、ほぼ全ての国において大幅な売上増となりました。多くの国において2桁レベルの伸びです。 また、当社の最大市場である中国と米国では、約34%(中国)、22%(米国)の売上増を記録しました」
ドイツと同様、両国の受注高は、実際の販売高の伸びを大幅に上回るものでした。
2021年:ベッコフオートメーションにとって重要な年
世界中のあらゆる業界において、自動化技術のブームがまさに到来しています。
しかしながら、需要はサプライヤーの生産能力を上回っており、また、世界的なパンデミックの影響により、サプライヤーも厳しい状況にあります。ベッコフの場合、半導体やその他電子部品の不足において特に顕著です。
「2022年も引き続き、この状況がボトルネックとなる可能性あります。しかしながら、私たちは、顧客の注文に可能な限り迅速に対応すべく、原材料の確保に努めてまいります。そのためにも、私たちは管理から開発、生産に至るまで、事業を拡大し最適化することに精力的に取り組んでいます」、ハンス・ベッコフは述べます。
従業員数も拡大
当社は、昨年度、世界中で500人以上の従業員を新規に採用しました。2022年3月の時点で、5,000人の従業員(前年度は4,500人)を雇用するまでに成長しました。内訳は、3,400人(本社所在のフェアルとその周辺地域に勤務)、3,850人(ドイツ全体)、1,450人(海外)です。
「社内に専門知識を備えた人材がいるーこれは、私たちが成功している大きな要因です。社内で最も優秀な人材が協力し、高度なハイテク製品を開発、製造しています。全従業員のうち、1,900人がエンジニアです」、とエンジニア比率の高さにもハンスは言及し、「ベッコフは、”engineers must save the world!” (エンジニアは世界を救う必要があります!) と考えています。より少ない原材料、より少ないエネルギーで製品を開発し、生産プロセスを自動化することが私たちの仕事です。持続可能な形で成長することは世界中が求めていることです。私たちは、効率化と生産性の向上を毎年重ねることで、実現してまいります。」、と言及しました。
*本プレスリリースは、2022年3月16日発表の抄訳となります
詳細は以下をご参照ください
https://www.beckhoff.com/ja-jp/company/news/news-detail_389873.html