お客様とパートナー企業に、ESGに対する取り組みの正確な指標となるツールを提供
お客様やパートナー企業のESGへの取り組みを支援するため、Wasabiが新たに公開したWebベースの「カーボン フットプリント 計算ツール」は、Wasabiクラウドストレージの現在の使用容量または今後の推定使用容量を入力し、ストレージの地域を指定すると、Wasabiに1年間データが保存された場合のCO2e(二酸化炭素換算)排出量を算出することができるツールです。この計算は、データ耐久性99.999999999%を誇るWasabiの冗長化技術を含めた「実際の」ストレージに基づいています。もちろん、サーバー、ドライブ、エンクロージャ、スイッチ、ルータ―、冷却装置など、Wasabiストレージ領域に関するすべてのコンポーネントを対象としています。
クラウドインフラのサービスプロバイダーにとって、エネルギーコストの変動は運用に大きな影響を与えるため、効率的で持続可能なデータセンター運用は当然といえます。また、持続可能性は利用者にとっても重要な事項です。Wasabiが実施した調査「2023年Wasabi Global Cloud Storage Index( https://wasabi.com/wasabis-23-global-cloud-storage-index/ )」によると、経営層とクラウドストレージを新たに利用し始めた企業(1~2年の間にクラウドストレージの利用を開始したと回答した人)の両方が、新たにベンダーを採用する際の基準として、「持続可能性」を第一に挙げています。APAC(アジア太平洋地域)では、持続可能性を重視するという回答は、サービスの可用性やデータ保護等と並び、最も重要な要素のひとつでした。
Wasabi Technologies Japan 取締役社長の脇本 亜紀は、次のように述べています。「ITにおける持続可能性の議論は複雑です。サービスプロバイダーの観点からすると、様々なステークホルダーが関与する、複数の階層に跨る複雑な要素が、全体のカーボンフットプリントに影響しています。信頼性の高いカーボンフットプリントの測定方法を確立することは、論理的かつ責任ある取り組みの第一歩です。カーボンフットプリントを定量的に測定することができれば、長期的にその割合をより良く管理、削減、相殺する方法や、自社のESGに関する取り組みに、どのように取り入れるべきかを、戦略的に検討することができるからです」
Wasabiについて
Wasabi Technologies LLCは、シンプルで予測可能、かつ手ごろな価格でHotクラウドストレージを世界中の企業に提供します。複雑な階層や予測不可能なイグレス料金を必要とせず、競合他社の5分の1の価格で無制限のデータを保存し、即座にアクセスすることを可能にします。世界中の何万もの顧客に信頼されているWasabiは、テクノロジー業界で最も急成長している、最も先見性のある企業の1つであると評価されています。Carboniteの共同設立者であり、クラウドストレージのパイオニアであるDavid FriendとJeff Flowersによって設立されたWasabiは、ボストンに拠点を置く非上場企業です。WasabiはBoston Red SoxのProud Partnerであり、Liverpool Football ClubとBoston Bruinsの「オフィシャル クラウド ストレージ パートナー」でもあります。Wasabiに関する日本語サイトは、こちら( https://wasabi.com/ja/ ) 。