セゾン情報システムズ/セゾン情報システムズの「HULFT Square」とPersefoniの「パーセフォニ」の連携によりCO2排出量算定の作業負荷を約90%削減可能

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このプレスリリースは株式会社セゾン情報システムズおよびPersefoni Japan合同会社との共同発表のため、両社から同じプレスリリースが届く場合がございますが、ご容赦くださいますようお願いします。

 

 株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:葉山 誠、以下セゾン情報システムズ)と Persefoni Japan合同会社(本社:米国アリゾナ州テンピ、CEO:ケンタロウ・カワモリ、以下Persefoni)は、脱炭素経営加速のため、CO2排出量算定作業の自動化を検証テストし、日本発iPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)「HULFT Square」と「パーセフォニ」連携で、作業負荷約90%を削減可能と発表しました。

 Persefoniは炭素会計プラットフォーム(CMAP)のグローバル リーディングカンパニーであり、PCAF(金融向け炭素会計パートナーシップ)の公認パートナーで、財務報告システムレベルの高精度の炭素会計が特徴です。「パーセフォニ」と、金融業界で圧倒的な導入実績のあるHULFTシリーズiPaaS「HULFT Square」で、CO2排出量だけでなくすべての企業活動データも連携可能。国内外のグループ企業、取引先の状況も含め、ESGレポートのE(環境)のみならず、S(社会)とG(企業統治)も含めたレポートも作成可能になります。

■HULFT Squareとパーセフォニ連携の検証テスト:作業負荷の約90%削減
 今回の連携テストでは、特に手間のかかる複数拠点データ収集、パーセフォニテンプレートへの転記作業を、HULFT Square活用し活動量データをパーセフォニにAPI経由で連携できるか検証しました。
通常のCO2排出量算定では、情報収集・情報取得・情報整理・転記などを手作業で集計するだけでなく、作表や可視化・分析などの作業も加わります。

 社内でCO2排出量を算定する作業は大きく4工程(経済活動データの収集・経済活動データの成形・作表・可視化/分析)に分類されます。パーセフォニを導入することにより、50%程度の作業負荷削減が期待できます。

 今回のテストの結果、パーセフォニ導入後、特に負荷の大きい、複数の営業所/グループ企業からのデータ収集・パーセフォニからの最新テンプレート入手・各インプット転記・ファイル アップロードといった作業をHULFT Squareを併用することで自動化でき、作業負荷を約90%削減することができました。

実施した検証テスト:

  1. Excel形式ファイル(活動量データ)をHULFT SquareがCSVの「統合フォーマット」に変換

  2. HULFT Squareが統合フォーマットをパーセフォニにAPI実行可能にするため、登録用データを作成

  3. HULFT SquareがAPI実行により、パーセフォニにデータを自動登録

■CO2排出量計算から可視化・削減へのアクションの必要性
 「2050年、カーボンニュートラル」に向けた動きがグローバルで加速しています。国際サステナビリティ基準審議委員会(ISSB)が2023年6月23日に公表した「サステナビリティ開示基準」では、上場企業が取引先などの供給網全体の「スコープ3」を含めた情報開示することが盛り込まれました。これにより、事実上グローバルスタンダードの水準となり、海外の投資家も企業の取り組みを比較しやすくなったことで、企業は取引先の状況把握など対応が迫られます。しかし情報収集から整理、資料転記等すべて人手に頼っている企業も多く、CO2排出量の計算はもとより、可視化・削減へのアクションに着手できていないことが課題となっています。

■今後の展開
 両サービスの連携は、今後、企業活動量データ連携プラットフォームとしてさまざまな企業、団体のシステムやSaaSと連携し、データ利活用を促進していきます。詳細は、セゾン情報システムズが主催する「HULFT Technology Days 2023」のPersefoni Japan 合同会社のセッションにてご説明します。

■HULFT Squareについて
 HULFT Squareは、DX実現に必要な「データ活用するためのデータ準備」や「業務システムをつなぐデータ連携」を支援する日本発iPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)です。オンプレミス・クラウド・SaaSなどの環境に分散し管理されているさまざまなデータを、業務システム間、業種、国・地域をまたぎデータを連携させることができます。

 さらに、セゾン情報システムズは、このデータ連携を実現させるためにプラットフォーム構想を立てました。6つのカテゴリに関わるデータ連携をパートナー様との協業やセゾン情報システムズ独自のサービスと組み合わせることにより実現させるものです。

■セゾン情報システムズについて
 「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」をミッションに、安全・安心の基盤となるデータ管理製品や IT サービス、および金融や流通業をはじめとする多種多様な業種向けのシステム開発・運用をグローバルに展開しています。長年にわたり環境の変化に即応してきた強みを活かし、現在は iPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)「HULFT Square」など先進事業の拡大に注力するほか、未来を切り拓くテクノロジーの実装に向けた取り組みを強化しています。
セゾン情報システムズ サイト:https://home.saison.co.jp/
HULFT製品サイト     :https://www.hulft.com/ 
HULFT Square情報サイト  :https://www.hulft.com/hulft_square

■Persefoni Japan合同会社について
 Persefoniは、気候変動管理・炭素会計プラットフォーム(CMAP)のリーディングカンパニーです。企業や金融機関は、国際的な炭素会計基準であるPCAFやGHGプロトコルに対応する当社のSaaS型ソリューションを利用することにより、国内外のステークホルダーや規制当局が求める気候変動に関する情報開示業務を、高い信頼性、透明性、利便性をもって行うことができます。Persefoniのプラットフォームは、「炭素分野のERP(経営資源を統合的に管理し、経営の効率化を図る手法)」であり、スコープ1から3までの(自社や国内外のサプライチェーン全体での)炭素管理の一元化を実現し、企業は従来の経理業務と同様の厳密さと信頼性をもって、炭素会計・管理業務を進めることができます。

商標関連

  • 「HULFT」「HULFT Square」、その他関連製品名は、セゾン情報システムズの登録商標または商標です。

  • その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

 

 

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