ライブ配信を実現するために必要な「エンコーダー」、映像を切り替える「スイッチャー」、映像を確認する「モニター」、映像を記録する「レコーダー」が一体型になったライブ配信機器
新型コロナ禍でリアルイベントの開催が難しい昨今、インターネットを利用したオンラインリアルタイム配信(ライブ配信)の需要が急速に伸びています。また、最近ではライブ配信による商品販売(ライブコマース)など、様々なシーンでライブ配信が活用されるようになりました。YoloBox Proは、ライブ配信を活用したあらゆるニーズに対応できる製品です。国内出荷開始時期は2021年10月25日を予定しています。
ライブ配信の常識を覆すライブストリーミングエンコーダー「YoloBox Pro」
ライブ配信をどこからでも、どこへでも。
YoloBox Proは高品質なライブ配信を実現するために必要な「エンコーダー」、映像を切り替える「スイッチャー」、映像を確認する「モニター」、映像を記録する「レコーダー」が一体型となった「ライブストリーミングエンコーダー」です。
外部モニターや配信用のパソコンを用意することなく、従来型のライブ配信システムよりもコンパクトなオペレーションを実現します。YoloBox Proを一台用意するだけで、ライブ配信に必要な機能の全てをまかなえます。
【これらはもう必要ありません】
- 配信用のパソコン
- 複雑なオペレーション卓
- 配信専門のスタッフ人件費
持ち運びに便利なコンパクトな筐体に、映像視認性と画面操作性を両立した8インチ高解像度タッチパネルを搭載。タブレット端末のような操作感で使いやすく、専門知識がない初心者の方でも気軽に高品質なライブ配信を行えます。
本体内部には10000mAhの大容量リポバッテリーを内蔵しており、外部給電が難しい移動中や屋外の環境などでも、Wi-Fiや4G/LTEなどのモバイルインターネット接続環境さえあれば場所を問わずどこでもライブ配信が可能です。
YoloBox Proは2019年にiFデザインアワード、CES イノベーションアワードを受賞。機能美あふれるデザインにより、スタイリッシュでスマートなライブ配信を実現します。
配信の全てがこの一台に。
YoloBox Proには高性能Qualcomm製プロセッサを搭載。軽快かつ安定した動作でライブ配信に必要な最大限のパフォーマンスを引き出します。ファームウェアアップデートによる機能の拡張も期待されます。
会議、屋外イベント、結婚式、スポーツ試合、コンサートなど、カメラ三台までの中小規模のライブ配信業務におすすめです。対応するプラットフォームはYouTube、Facebook Live、Twitch、RTMP(s)と多岐にわたり、今後はZoom、Skype、Teamsにも対応予定です。
多機能ならではのマルチな用途。
配信用エンコーダー、外部モニター、スイッチャーとして。YoloBox Pro単体でのライブ配信以外にも活用の幅は様々です。
【主な用途】
- 簡易なライブ配信
- 屋外でのスポーツや音楽イベント
- コンサート
- オンライン会議やオンラインセミナー(ウェビナー)
外部スイッチャーと組み合わせて、YoloBox Proをスイッチャーアウトのモニター兼配信用エンコーダーとして使う方法など、既存の機材と組み合わせた活用にも対応します。本体底面には1/4インチのネジ穴があり、三脚やホルダーなどに装着してよりコンパクトなオペレーション卓を実現できます。
動き回る撮影が多いスタジオや屋外では、別売りのリグやマウントでカメラに直接取り付ければ、ケーブルレスでライブ配信できます。バッテリー駆動により電源ケーブルを引き回す必要もありません。
簡単3ステップでライブ配信
(1) YoloBox Proをネットワークに接続します。
YoloBox Proは有線LAN、4G SIMカード、Wi-Fiのほか、スマートフォンのデザリングもサポートしています。
(2) ライブ配信を新規作成し、ビデオソース、音声ソースを接続します。
(3)ライブ配信のプラットフォームを選択し、使用するアカウントを登録するかRTMPを通じて配信を行います。
最大3つのプラットフォームに同時にストリーミング配信が可能です。
対応するプラットフォームはYouTube、Facebook Live、Twitch、RTMP(s)。今後はアップデートによりZoom、Skype、Teamsにも対応予定です。
Proの名を冠するにふさわしい機能。
テレビ局と同じように配信中の動画にロゴやウォーターマーク(透かし)を埋め込むカスタマイズに対応。自分だけの特別な配信を行えます。プロモーションのためのテロップもYoloBox Pro上で簡単に設定できます。
スポーツイベントやeスポーツ向けにスコアボードを表示させる機能も搭載しています。YoloBox Proを操作するだけで得点を表示・更新できます。
画面内に異なる映像を配置するPinP(ピクチャ・イン・ピクチャ)に対応。サブ画面はタッチパネルのドラッグ操作で位置を調整でき、大きさは設定項目のスケール値を指でスライドして調整します。同一画面で2つのビデオソースを表示させることができます。セミナー等で資料と講師を同時に表示させるなど、使い方の幅が広がります。
マルチカムライブストリーミングを簡単に。
カメラはもちろん、HDMI出力が可能なパソコンやドローンの映像もビデオソースとして取り込むことができます。SDカードスロットでは、SDカードに記録された動画ファイルやPDFファイルをビデオソースとして表示できるほか、スイッチングアウト映像の記録にも対応。SDカードに記録。記録した動画ファイルは再度ビデオソースとして利用できます。
インターフェース
- HDMI入力1
- HDMI入力2
- HDMI入力3
- USB-A ビデオ入力(ウェブカメラなどビデオ信号のみ対応)
- Ethernet
- HDMI出力
- USB-C 3.0 入力(ウェブカメラなどに対応)/ 出力(ディスプレイアウト)
- オーディオ出力(3.5mm)
- マイク入力(3.5mm)
- ライン入力(3.5mm)
- USB-C(充電用)
- 1/4インチネジ穴
- SDカードスロット
- SIMカードスロット
- 電源ボタン
スペック
インターフェイス | HDMI入力 ×3 USB-A2.0ビデオ入力 ×1 HDMI出力×1 Ethernet ×1 ライン入力(3.5mm) ×1 マイク入力(3.5mm) ×1 USB-C 3.0入力(ウェブカメラなどに対応)/ 出力(ディスプレイアウト)×1 USB-C(充電用) ×1 オーディオ出力(3.5mm) ×1 Micro SIMカードスロット×1 1/4インチネジ穴 ×1SDカードスロット×1 |
USB定格出力 | USB-A / USB-C: 5V 1A |
定格電圧 | 5~12V |
消費電力 | 18W以下 |
動作環境条件 | 温度:0℃~40℃ 湿度:15%~85%(結露無きこと) |
バッテリー容量 | リポバッテリー:10000mAh 連続駆動時間:約3時間(ライブ配信中)※当社調べ |
質量 | 750g |
寸法 | (L×W×H):218×129×27mm |
ライブ配信解像度 | 480p / 720p / 1080p |
オーディオインプットフォーマット |
16bit 16kHz / 32kHz / 44.1kHz / 48kHz |
ビデオエンコードフォーマット | H.264 |
オーディオエンコードフォーマット | (AAC)44.1kHz 2ch 16bit ミキサーやラベリアマイクなど、モノラルTRSの3.5mmオーディオ入力に対応しています。 |
Wi-Fi | 2.4GHz / 5GHz |
4G ネットワーク | 日本国内対応 米国、カナダ、メキシコ以外のユーザー:[EM:欧州・中東・アフリカに向けたバリエーション/インド/韓国/台湾/南アジア地域/中南米/オーストラリア/ニュージーランド )B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20/B28/B38/B39/B40/B41 |
SIMカードサイズ | Nano-SIM カード対応 |
SDカードフォーマット | FAT32(128GB以下)/ NTFS / exFAT |
付属品 | 本体、USBケーブル(Type-C)、シューマウントアダプター(コールドシュー→1/4ネジ)、六角レンチ、SIMカードスロット用ピン |
製品保証 | 1年間(製品故障のみ) |
■価格
オープン価格
市場想定価格:165,000円(税込)
商品ページはこちら:https://www.system5.jp/products/n_1167468
■株式会社システムファイブについて
1989年に名古屋で創業した放送業務用映像システムインテグレーターです。映像業界トップのアクセス数を誇る映像制作者向けポータルサイト「SYSTEM5.jp」の運営を通じて、機材販売や技術セミナー等、各種専門サービスを提供しています。東京・半蔵門では映像機器・音響機器の専門ショールーム「PROGEAR半蔵門」(完全予約制)を運営。各種機材を展示・販売しています。
社名 : 株式会社システムファイブ(System5 Co., Ltd.)
代表者 : 代表取締役社長 河野 雅一
本社所在地 : 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-2-10 平河町第一生命ビル1階
ウェブサイト: https://www.system5.jp/