ライゾマティクス・ファウンダーの真鍋大度氏をはじめ、ブロックチェーン業界のキーマンが福岡に集結!!
高い安全性を保ちながら、低コストでシステム運用できるデジタル技術として「ブロックチェーン(※1)」が注目されており、様々な分野での活用が期待されています。
福岡県では、これまで、産学官の推進組織「福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議」(※2)を中心に、IT産業の振興を図ってきており、ブロックチェーンに取り組む企業・大学が集積しているところです。
こうした流れを受け、11月15日(月)、グランドハイアット福岡にて、ブロックチェーンに対する認知度向上 や導入促進を目的としたフォーラムを開催します。
当日は、「アート」「食品」の2つの領域におけるブロックチェーン導入の可能性を語るトークセッションのほか、県内大学生によるブロックチェーンアプリのプレゼンも用意。
日本を代表するクリエイティブ集団、ライゾマティクス・ファウンダーの真鍋大度氏をはじめ、ミスビットコインとして著名な藤本 真衣氏、ブロックチェーン専門メディア幻冬舎「あたらしい経済」編集長の設楽 悠介氏など、業界のトップランナーが集結するまたとない機会です。
本県では、引き続き、ブロックチェーン技術の最新動向の発信や、エンジニア育成など、ブロックチェーン技術の振興に取り組み、更なる拠点化を目指してまいりますのでご注目ください!
- 開催概要
【日 時】
令和3年11月15日(月)14:00~16:20(13:00開場)
【場 所】
グランドハイアット福岡(福岡市博多区住吉1-2-82)
【定 員】
150名
【参加費】
無料
【主 催】
福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議、福岡県
【共 催】
飯塚市
【申 込】
福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議ホームページよりお申し込み。
http://www.digitalfukuoka.jp/events/247
申込締切:11月12日(金)17時まで
【問い合わせ】
福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議(福岡県商工部新産業振興課内)
担当:澤、松尾
TEL: 092-643-3453 E-mail : info@f-ruby.com
【その他】
当日は国の指針に基づき、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に関する対策を行います。
また、来場が難しい方向けにオンラインによるライブ配信も実施します。オンライン視聴を希望の場合には、開催1週間前を目途に視聴用URLを送付しますので、上記ホームページからお申し込みください。
- プログラム
1.開会あいさつ(14:00~14:10)
福岡県知事 服部 誠太郎
飯塚市長 片峯 誠
2. セッション1【ブロックチェーン×アート】(14:15~15:05)
「NFT(※3)が創る新たな世界 ~デジタルデータ革命「NFT」とは何か~」
ライゾマティクス・ファウンダー 真鍋 大度氏
株式会社グラコネ 代表取締役 藤本 真衣氏
スタートバーン株式会社 代表取締役 施井 泰平氏
(休憩25分)
休憩時間中に県内大学生(九州工業大学情報工学部、近畿大学産業理工学部)によるブロックチェーンアプリのプレゼンを実施
3.セッション2【ブロックチェーン×食品】(15:30~16:20)
「ブロックチェーンが切り拓く食の安全・安心の実現」
株式会社幻冬舎 あたらしい経済 編集長 設楽 悠介氏
株式会社chaintope 代表取締役CEO 正田 英樹氏
- 登壇者プロフィール
ライゾマティクス・ファウンダー、アーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ 真鍋 大度 氏 真鍋 大度(まなべ だいと)氏
2006年Rhizomatiks 設立。
身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。
株式会社グラコネ 代表取締役 藤本 真衣(ふじもと まい)氏
2011年にビットコインと出会って以来、国内外でビットコイン・ブロックチェーンの普及に邁進。海外の専門家と親交が深く「ミス・ビットコイン」と親しまれている。自身は日本初の暗号通貨による寄付サイト「KIZUNA」やブロックチェーン領域に特化した就職・転職支援会社「withB」ブロックチェーン領域に特化したコンサルティング会社「グラコネ(Gracone)」などを手がける。
NFT領域に関しては、2018年よりNFTに特化した大型イベントを継続して主催している他、Animoca Brands, Doubule Jump tokyo他、国内外プロジェクトのアドバイザーも多数務める。
株式会社幻冬舎「あたらしい経済」編集長 設楽 悠介(しだら ゆうすけ)氏
幻冬舎のブロックチェーン専門メディア「あたらしい経済(New economy)」を創刊。同社コンテンツビジネス局で新規事業や電子書籍事業、コンテンツマーケティング事業を担当。幻冬舎コミックスなどグループ企業の取締役も兼務。個人活動として、Amazon Audible公式番組「みんなのメンタールーム」やVoicyで「風呂敷畳み人ラジオ」、テクノロジー/カルチャー系Podcast/YouTube番組「#欲望のSNS」等の数々のコンテンツを発信。イベント登壇やメディア出演も多数。
スタートバーン株式会社 代表取締役 施井 泰平(しい たいへい)氏
1977年生まれ。少年期をアメリカで過ごす。東京大学大学院学際情報学府修了。2001年に多摩美術大学絵画科油画専攻卒業後、美術家として「インターネットの時代のアート」をテーマに制作、現在もギャラリーや美術館で展示を重ねる。
2006年よりスタートバーンを構想、その後日米で特許を取得。大学院在学中に起業し現在に至る。2021年に株式会社アートビート代表取締役就任。講演やトークイベントにも多数登壇。
株式会社chaintope 代表取締役CEO 正田 英樹(しょうだ ひでき)氏
九州工業大学情報工学部卒業後、1999年株式会社ハウインターナショナル創業、現在取締役会長。ブロックチェーン研究開発に特化した形で2016年株式会社chaintopeを創業。ブロックチェーン を活用した自律分散型社会の実現を目指し活動中。九州工業大学 客員教授。
※1 ブロックチェーンとは
AI、IoT、ロボット、ビッグデータに並ぶ第4次産業革命を支えるデジタル技術であり、複数のコンピューターの情報をインターネットを介して鎖のように繋ぎ合い、高い安全性を保ちながら、やり取りし合うもの。第三者からのデータの改ざんを防ぎ、また、低コストでシステム運用できることから、オンライン上での金融取引やトレーサビリティなど、様々な分野での活用が期待されている。
※2 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議
開発効率が高くスタートアップと親和性の高い国産プログラミング言語Rubyと、Rubyをものづくり分野でも活用できるよう国の支援を得て開発した本県発の組込み等言語mruby(軽量Ruby)を核に、IT・IoTスタートアップの育成・集積のため、製品開発助成、販路開拓支援、人材育成等の支援を実施。
【設 立】2012年7月 【会 長】Ruby開発者 まつもと ゆきひろ
【会員数】会員820(令和3年10月現在)企業、大学、行政 等
※3 NFT
正式名称はNon-Fungible Token(非代替性トークン)で、読み方はエヌ・エフ・ティー。改ざんが難しいブロックチェーン技術を使って、アートや音楽作品等の作者や所有者の情報を保証するデジタル資産のことをさす。コピーが容易なデジタル作品を唯一無二の本物と証明できるようになり、転売などの取引履歴もたどることができることから、コンテンツ分野での活用が期待されている。