ユーザの手間をかけず簡単にDKIM対応を実現
DKIM(DomainKeys Identified Mail)とは、メールの送信者情報が詐称されていないことを検証する「送信ドメイン認証」の一つです。DKIMは、送信メールに電子署名を付与することで、メール送信者のドメインが詐称されていないこと、作成時点からメールの内容が改ざんされていないことを証明できます。現在もっとも普及している送信ドメイン認証はSPF(※)ですが、巧妙化する迷惑メールへの対策として、メール送信者はSPFに加えDKIMへの対応もより一層求められるようになっています。DKIMの普及率が高まるにつれ、DKIMに対応していないメールは迷惑メールとして扱われてしまい、宛先に届かなくなってしまうということも起こりかねません。
※SPF(Sender Policy Framework):あらかじめメール送信に利用するサーバを指定しておくことで、許可されたメールサーバ以外から送信者情報を詐称したメールが送信されることを防ぐ送信ドメイン認証技術
これまでもベアメールでは、DKIMに対応したメールを送信することは可能でしたが、あくまでユーザのシステム内で電子署名を付与する必要がありました。DKIMは電子署名の仕組みをシステムに実装する必要があるため、導入のハードルがやや高いという難点がありますが、今回リリースするSMTP DKIMオプションを利用することで、ユーザは自社システムに手を加えることなくベアメール上でDKIMに対応することができます。
■「SMTP DKIMオプション」機能
ベアメール上でDKIMの電子署名を付与し、ユーザの送信メールのDKIM認証を実現します。
■「SMTP DKIMオプション」料金表(税別)
※別途、ベアメールの基本料金が必要です。
※Fromドメインとは、メール送信に利用するドメインです。標準でFromドメイン3つまで利用が可能です。
■Webサイト
ベアメール https://baremail.jp
ベアメールは、今後もユーザ企業に運用の負荷をかけることなく、高いメール到達率を実現するためのさまざまな機能の追加・強化をしてまいります。
株式会社リンクについて
株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティング「at+link」、クラウド型ホスティング「リンク ベアメタルクラウド」を軸として、5年連続シェア第1位のクラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」、セキュリティプラットフォームサービス「PCI DSS Ready Cloud」など、さまざまなインターネット関連サービスを提供しています。農系事業にも取り組んでおり、2011年10 月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営しています。
事業の詳細は、https://www.link.co.jp/ をご覧ください。