テュフ ラインランド ジャパン/テュフ ラインランド ジャパン、株式会社デンソーウェーブに産業機器サイバーセキュリティテストサービスを提供

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

産業用ロボットに求められるセキュリティ対応を強化

テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ジュネル・ペティット)は、株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡、代表取締役社長:相良 隆義)に対し、「産業機器サイバーセキュリティテストサービス」を提供し、アセスメントが完了したことを発表しました。

産業用ロボットは生産システムの中に組み込まれていることが多く、有線または無線ネットワークを通じてITシステムによって制御されています。そのため常にサイバーセキュリティの脅威にさらされているといえます。

また、産業用ロボットの安全規格としてISO 10218-1の改訂版が今後発行される予定ですが、サイバーセキュリティに関する要求項目ができる可能性が高いと予想されています。ロボット自体がウィルスやマルウェアに感染することで、生産がストップするという甚大な被害をさけるためにもセキュリティ対策を進めることがロボット業界で求められています。
 

 

【事例動画:産業機器サイバーセキュリティテストサービス活用事例 株式会社デンソーウェーブ】 

株式会社デンソーウェーブ FA/ロボット事業部 事業部長 神谷孝二氏は産業機器サイバーセキュリティテストサービスについて次の通り述べています。

「工場のIoT化進展に伴い、ロボットのサイバーセキュリティリスクが増大しております。また工場以外でも、さまざまな機器や人とネットワークで繋がっていくと想定しており、このような変化を見据えてロボットコントローラーのサイバーセキュリティテストが必要だと考えました。安定的に稼働し続けなければならない産業用ロボットの特性とサイバーセキュリティ技術の双方を理解している専門家がいるテュフ ラインランド ジャパンに依頼しました」。

テュフ ラインランド ジャパン サイバーセキュリティサービス 室長の貝田 章太郎は次のように述べています。「テュフラインランドジャパンでは、IoTとFA分野のサイバーセキュリティサービス拡充に注力しています。各地域や業界の法規制とサイバーセキュリティの最新技術に精通した専門家を擁することで、より一層製造業のお客様が抱えるサイバーセキュリティの課題解決に寄与していきたいと考えております」。

【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、145年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。グループの従業員数は全世界で20,000人、年間売上高は20億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com

 

 

注目記事:MVNOとは?初心者にもわかりやすく解説 「本当に安くなるの?」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。