KADOKAWA/ASCIIによるIoT・ハード関連オンラインカンファレンス『IoT H/W BIZ DAY 2021』 セッションスケジュール決定!

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基調講演とピッチのテーマは「災害対応」、「空飛ぶクルマ」「IoTによる女性の健康問題解決」「次に来るIoT家電」など多彩なセッション

株式会社角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:加瀬典子)は、2021年11月19日(金)に開催するビジネスカンファレンスイベント『IoT H/W BIZ DAY 2021』の、セッションスケジュールが決定したことをお知らせします。

『IoT H/W BIZ DAY 2021』は、IoTやハードウェア製品、AI、クラウド、ネットワーク関連など、モノと通信に関わる事業者に向けた、ASCII STARTUP主催のビジネスカンファレンスイベントです。通算9回目の開催となる今回は、無料(事前登録制)のオンライン開催にて、多彩なセッションを配信します。
 また登壇者や参加企業とのオンライン交流企画も予定しており、ビジネスマッチングやネットワーキングの場としてもご活用いただける内容となっています。(参加申込先着300名)

主なセッション
・災害時のICTが抱える課題の俯瞰~今後のビジネスチャンスを探る観点から~
・東京オリンピック・パラリンピックを支えたアリババクラウドテクノロジー大公開!
・量子コンピュータ最新動向
・空飛ぶクルマ、核融合炉……エクストリームなモノづくりスタートアップに迫る
・「災害対応×IoT・AI・ハードウェア」がテーマの先進プロダクトピッチ&交流会

■セッション配信スケジュール詳細
SESSION A-1 基調講演: 10:00~10:50
災害時のICTが抱える課題の俯瞰 ~今後のビジネスチャンスを探る観点から~
【登壇者】山口真吾氏(総務省国際戦略局宇宙通信政策課長)

山口 真吾氏コロナ禍という世界的な“災害”を現在進行形で経験している現在、AIやIoTといったデジタルテクノロジーによる自然災害に対する備えもより実効性が求められている。特に近年注目が高まっているスマートシティーやデジタルツイン、サプライチェーン・マネジメントといったキーワードにおいても防災視点は欠かせないが、企業による防災関連事業のマネタイズは難しい領域となっている。IoT・AI×災害での市場の可能性・切り口はどこにあるのか、防災とICTをテーマにしたプロジェクト参画や関連執筆の多い総務省 国際戦略局山口真吾氏を迎え、災害時の「通信」や「情報」が抱える課題を俯瞰しつつ、ビジネスの方向性を基調講演としてお届けする。 

SESSION A-2:11:00~11:50
数千万単位でのカメラ映像を簡単に処理するアリババクラウドのIoTプラットホーム
【登壇者】薛 東明氏(アリババクラウド・ジャパンサービス シニアソリューションアーキテクト  )

スマートスピーカー・対話ロボ・防犯カメラなどの各種サービスを支えるアリババクラウドの映像処理IoTプラットホーム「Link Visual」。中国ではすでに数千万台規模でのカメラへの接続実績があり、あるパートナーは1分間で1千台の販売実績も持つという。日本でも2022年1月より展開する本サービスについて、中国はもちろん、グローバルでのカメラを利用したサービスを簡単に展開可能となるその詳細をお届けする。

SESSION A-3:12:00~12:50
IoT、AIで加速する工場のDXとSDGs
【登壇者】
長島 聡氏(一般社団法人ファクトリーサイエンティスト協会理事)
出澤 純一氏(エイシング 代表取締役CEO)

ファクトリーサイエンティスト協会理事長島 聡氏と、エッジAIで数々の工場のAI導入を進めるエイシング出澤純一代表による工場のDXをめぐるセッション。具体例から見るDXの本質や、その先にある業態変革、さらには将来的に対応が求められるカーボンニュートラルへの対応など、IoT、AIで変わる工場の最先端事情をお届けする。

SESSION A-4:13:00~13:50
東京オリンピック・パラリンピックを支えたアリババクラウドテクノロジー大公開!
~熱中症から守るIoTや五輪初のクラウド配信・運用プロジェクト~
【登壇者】新妻 晋氏(アリババクラウド・ジャパンサービス ビジネスデベロップメントディレクター)

東京オリンピック・パラリンピック競技大会にて、アリババクラウドが実施したプロジェクトおよび活用されたプロダクトについてのセッション。大会関係者を熱中症リスクから守るIoTプロジェクト、SNSを通じて世界中の人々が東京2020に参加できるイノべーティブプロジェクト、そして、メディア業界の変革を支援する革新的なクラウドベースの放送ソリューション「OBSクラウド」などを紹介する。

 
SESSION A-5:14:00~14:50
IP BASE協力セッション「急成長中の次世代IoTスタートアップだからこそわかった、知財戦略の重要性」
【登壇者】
大原 壮太郎氏(ソナス株式会社 代表取締役)
鎌田 哲生氏(経済産業省 特許庁 企画調査課 課長補佐 ベンチャー支援班長)

あらゆる製品や現場に活用できる次世代IoT無線「UNISONet」(革新的技術で実現する理想の省電力マルチホップ無線)を提供する東京大学発スタートアップのソナス株式会社は、特許庁の知財アクセラレーションプログラム(IPAS)採択企業として、事業戦略に知財戦略を取り込み、事業を発展させてきた。今回、大原壮太郎代表取締役CEOにお越しいただき、知財戦略への取り組みや重要性などに迫る。

 

SESSION A-6:15:00~15:50
JOIC協力セッション「フロントランナーが語るオープンイノベーションの次世代フェーズ」
【登壇者】
小島 健嗣氏(冨士フイルムホールディングス Open Innovation Hub館長)
福井 崇博氏(フューチャー・デザイン・ラボ 課長補佐)
残間 光太郎氏(InnoProviZation 代表取締役社長)

小島 健嗣氏日本のオープンイノベーションの第一人者として業界を長く引っ張ってきた小島氏、若手として日本郵便で実績を残し東急で新たな挑戦を続けている、福井氏をゲストに招き、NTTデータでオープンイノベーション室を立ち上げ、独立後はオープンイノベーション支援の企業を立ち上げた残間氏をモデレーターに、オープンイノベーションの成功ノウハウや今後のあるべき姿、次世代フェーズに必要なポイントを語る。

SESSION A-7:16:00~16:50
IoTスタートアップ成長のカギとは?上場を果たしたセーフィー佐渡島代表公開インタビュー
【登壇者】
佐渡島 隆平氏(セーフィー 代表取締役社長CEO)
北島 幹雄(ASCII STARTUP)

PCやスマホから映像が確認できるクラウド録画型映像プラットフォーム事業を行っているセーフィー株式会社は2021年9月29日、IPOを果たした。簡易かつ高セキュリティーなクラウド対応IoTカメラは、国内課金台数12.9万台超の実績で多くの企業で利用されている。カメラ用のソフトウェアモジュールをOSとして無償提供することで、顧客・ハードメーカーも含めた三方よしを実現したビジネスは、創業当初からブレていない。クラウドカメラ向けIoTプラットフォームサービスを成長させたカギは何だったのか、上場までの軌跡を、公開インタビューで佐渡島隆平代表に直撃する。 

 

SESSION A-8:15:00~15:50
IoT H/W BIZ DAY Product Pitch 2021
【登壇企業】
アジラ、エーアイシステムサービス、オングリットホールディングス、ロコガイド、GF技研、Laspy

今回、イベントのメインテーマとした、日本の大きな課題のひとつとなっている「災害対策」。災害の多い国土、また災害だけでなく新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)で明らかになったまだ見ぬ脅威への対策も同様に、対策ソリューションの導入、各種ICTの活用など課題解決に向けて進めていかなければならない状況が続いています。そんな広い意味での「災害」に対して、対策、また活用できるプロダクト、ソリューションをもつ企業に登壇いただき、プレゼンを実施します。
今回、登壇企業の推薦は協賛、協力いただいた各地域の創業起業、スタートアップ、各種企業支援のコミュニティーと事前応募受付の企業から審査にて選定しております。

SESSION B-1:12:00~12:50
空飛ぶクルマ、核融合炉~エクストリームなモノづくりスタートアップに迫る~
【登壇者】
中井 佑氏(テトラ・アビエーション 代表取締役)
長尾 昂氏(京都フュージョニアリング 代表取締役)
牛尾 隆一氏(合同会社OXT Lab 代表社員)

日本発のスタートアップが世界に挑む、前例のないモノづくりはどのように進められているのか。新機種”Mk-5”を米国にて初公開したテトラアビエーションと、核融合炉実用化へ向けた利用装置からの貢献を目指す京都フュージョニアリング。両者の代表にモノづくりの裏側を直撃する。 

 
SESSION B-2: 13:00~13:50
量子コンピュータ最新動向
【登壇者】湊 雄一郎氏(blueqat 代表取締役社長)

量子コンピュータは2021年現在ハードウェアへの投資が極端に増大している。ここでは、量子コンピュータの最新動向をソフトウェアとハードウェアの両方からとらえ、ソフトウェアの利用実績や今後の動向、現在投資が過熱しているハードウェアについて両輪でお伝えしたい。これにより、どのように量子コンピュータを活用し、どのようにハードウェアに参入すればよいのかがわかるように丁寧に解説をする。 

SESSION B-3:14:00~14:50
体温解析・不妊治療をテックでアップデート~IoTやデータが後押しする女性の健康課題解決~
【登壇者】
角田 夕香里氏(vivola 代表取締役CEO)
田中 彩諭理氏(MEDITA 代表取締役)
納富 隼平氏(合同会社pilot boat 代表社員CEO) 

テクノロジーを用いて女性特有の身体的健康課題を解決しようとするFemTech(フェムテック)が、ヘルステックのいち分野として近年存在感を高めています。しかしながら、日本においてはテクノロジーを用いないFemCare(フェムケア)とフェムテックが混同され、テクノロジーで解決できる課題が見過ごされがちです。本セッションでは、「体温ウェアラブル・体温変動解析」「不妊治療データ解析アプリ」を運営するスタートアップ2社を招いて、研究・データ活用・テクノロジーの観点から、女性特有の健康課題解決の糸口を探ります。

SESSION B-4:15:00~15:50
歩くだけじゃない! 次世代技術で激変する「歩行空間×モビリティ」
【登壇者】
林 邦宏氏(スズキ EV開発部 eモビリティ開発課 専任職)
鳴海 禎造氏(glafit 代表取締役CEO)
寺嶋 瑞仁氏(株式会社CuboRex 代表取締役社長)
遠藤 諭(角川アスキー総合研究所 主席研究員)

今後10年ほどで歩行空間はどう変わるのか? どんなイノベーションが起こるのか? まっ先に動きだしている電気で走るエコ&近所で出会えるモビリティーメーカーに聞きます。

SESSION B-5:16:00~16:50
次に来るIoTスタートアップwith家電ASCII
【登壇者】
盛田 諒(家電ASCII)
伊豫 愉芸子氏(RABO 代表取締役)

河野辺 和典氏(LOAD&ROAD 代表取締役)
迫田 大翔氏(Diver-X 代表取締役)

プロが選ぶ「NEXTヒット家電」はこれだ! アスキー家電担当編集者・盛田諒が注目するIoTスタートアップ3社を選出。ピッチを通じて事業の可能性に迫る。

 

『IoT H/W BIZ DAY 2021』開催概要
■日時:2021年11月19日(金) 9時開始、19時終了予定
■内容:複数のセッション実施、ピッチイベント、交流会(参加申し込み先着300名限定)他
■主催:ASCII STARTUP
■協賛:アリババクラウド・ジャパン、IoT Maker’s Project、SEMIジャパン
■協力:オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会(JOIC)、IP BASE、ものづくり創造拠点 SENTAN、京都リサーチパーク、Monozukuri Ventures、I・TOP横浜
■公式サイト:https://iot-ascii.com/
■参加方法:事前登録制(無料)※以下サイトよりお申込ください
・EventRegist https://eventregist.com/e/IoT2021
・Peatix    https://IoT2021.peatix.com

ASCII STARTUPについて

先端テクノロジーの活用やオープンイノベーションといった企業の革新的取り組みなど、最先端のテクノロジー・ビジネスプレーヤーに関わる情報をお届けするウェブメディアです。スタートアップエコシステムのハブとしての発信を軸に、広範なネットワークも生かした事業共創の支援や、起業家育成にも取り組んでいます。

 

株式会社角川アスキー総合研究所について

角川アスキー総合研究所は、KADOKAWAグループのメディア総合研究所です。コンテンツ力とメディア力、そしてリサーチ力を活かし、すべてのお客様に貢献すべく課題となる重要テーマに日々取り組んでいます。

 

角川アスキー総合研究所 公式サイト:https://www.lab-kadokawa.com/

 

 

 

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