ACCESS/IP Infusion、Horsebridge Network Systemsと協業し、英国インターネットサービスプロバイダーのネットワークを変革

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

- 「OcNOS®」ベースのWhite Boxソリューションにより、市場投入期間を短縮し、ネットワークの俊敏性を向上-

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、英国において革新的なネットワーク構築サービスを提供するHorsebridge Network Systemsと協業し、White Box(ホワイトボックス)ソリューションをインターネットサービスプロバイダー(ISP)に提供していくことを発表しました。IP Infusionのネットワークオペレーティングシステム(OS)「OcNOS®」をベースとしたWhite Boxソリューションにより、従来のレガシーネットワークとは異なる選択肢をインターネットサービスプロバイダーに提供します。
Horsebridge Network Systemsは、通信市場における卓越した実績を有し、同社顧客に変革をもたらす、DDoS攻撃に対する極めて高度なプロテクション機能を備えたクラス最高のシステムを提供しています。

この度の協業は、英国のAltnetコミュニティにおける顧客基盤の拡大を目的としています。Altnetは、統合され、相互接続された次世代ネットワークの構築に共同で取り組む独立系デジタルインフラプロバイダーから成る、成長著しいコミュニティです。これらのネットワークオペレーターは、前例のない俊敏性と選択肢の実現やインフラコストの削減を可能にするWhite Box型ネットワークにより、従来型ネットワークのアプローチに挑戦しています。

IP InfusionのキャリアグレードのWhite Boxソリューションは、ネットワークオペレーターの革新的なサービスおよび新たな収益源の創出を加速させます。本White Boxソリューションの検証済みのネットワークOSをBest-of-Breed(最適な製品から選択し組み合わせる)のハードウェアと組み合わせることで、多彩なユースケースのネットワークをサポートします。また、IP Infusionの高度なサポートサービスを利用することで、ネットワークオペレーターは、総所有コスト(TCO)を削減するエンドツーエンドのWhite Boxソリューションへのシームレスな移行が可能になります。

Horsebridge Network Systemsは、2000年から、顧客ネットワークの構築・運用・管理を手掛け、Altnetコミュニティや企業、公共セクターにおいてクリティカルネットワークの構築を支援してきました。IP InfusionとHorsebridgeは、本協業を通じて、White Boxを活用したプラットフォームを選択し、運用サービスを提供するとともに、顧客ネットワークの設計・構築・運用をコスト効率に優れた方法で支援し、顧客が自社のコアビジネスに専念できるようにします。

Horsebridge Network Systems 最高収益責任者(CRO) Neil Woolerton氏は、
「IP Infusionをパートナーシッププログラムに迎え入れることを嬉しく思います。また、既存/新規両方のお客様にネットワークを提供する上で、同社と連携して価値ある代替手段をお届けできることを楽しみにしています」と述べています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「複雑なネットワークの設計、導入、サポートにおいて広範な技術力を有するHorsebridge Network Systemsの現地専門家チームが、新システムへの移行におけるエンドユーザーの懸念を解消し課題解決を支援するとともに、ネットワークディスアグリゲーションの推進を後押しします」と述べています。

「OcNOS」は、業界初となるフル機能を搭載し、モジュール設計で拡張性に優れたWhite Boxオープンネットワークソリューション向けネットワークOSです。MPLS(Multi-Protocol Label Switching)から、PTP(Precision Time Protocol)、SDN(Software Defined Networking)向けAPI/プロトコルに至るまで、拡張性の高いスイッチングやルーティングプロトコルのサポート等高度な機能を提供します。「OcNOS」は、ハイブリッド型/集中管理型/分散型ネットワークサポート、拡張性に優れた高性能モジュール型ネットワーク、商用シリコン上に構築された堅牢なデータプレーンを特長としています。

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Boxソリューションを提供しています。IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」および「Commercial SONiC Distribution」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS」および「ZebOS®」を350社以上の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/

■Horsebridge Network Systemsについて
2000年に設立されたHorsebridge Network Systemsは、Altnetコミュニティ、企業、公共セクターにおいてクリティカルネットワークの構築を支援してきました。英国の主要ネットワークインフラプロバイダーの一社である同社の使命は、革新的な顧客のために革新的なネットワークの構築、運用、管理を行うことです。顧客への価値提供を重視し、業界最高のパートナーと連携する専門家チームが、同社組織の中核を成しています。
https://horsebridge.net/

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび350社以上の企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

 

 

注目記事:MVNOとは?初心者にもわかりやすく解説 「本当に安くなるの?」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。