ACCESS/IP Infusion、Wipro Limitedと提携、検証されたターンキーのWhite Box型ネットワークソリューションを提供

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― 両社のハードウェアとソフトウェアを融合し、優れたコスト効率、可用性、迅速なコンバージェンス、容易な設定、拡張性を実現 ―

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、IT、コンサルティング、ビジネスプロセスにおける世界的な大手サービス企業であるWipro Limited(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)との戦略的提携を発表しました。本提携の下、両社は連携し、エコシステムの柔軟性とシステムの安定性を維持しつつ、ハードウェア、ソフトウェア、提供モデルを最適に組み合わて提供していきます。
この度の提携により、IP Infusionの市場実証済みのネットワークオペレーティングシステム(OS)「OcNOS®」のプロトコルと、Wiproのマーチャントシリコン・ベースのハードウェア設計や検証、業界をリードするフロントホール/バックホール向けODMハードウェアから成る、共同ハードウェア/ソフトウェア・ソリューションが実現します。本共同ソリューションには、DCSG(Disaggregated Cell Site Gateway)、FHGW(Fronthaul Gateway)、PEルーター(Provider Edge router)、OOPT(Open Optical & Packet Transport)、OpenSoftHaul、データセンターネットワークのソリューションが含まれます。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「White Box(ホワイトボックス)型ネットワークソリューションの範囲拡大と導入を進めるには、システムインテグレーター(SIer)をはじめとするネットワーク構築のための強固なエコシステムが必要です。ネットワーク業界の有力なグローバルSIerであるWiproは、移動体通信事業者との長年にわたるエンゲージメントと実装における豊富な専門知識を有しています。ネットワークテストとラボでの技術検証により、Wiproは、ネットワークサービスのエンドツーエンドのテストと、White Box型ソリューションの展開に必要なシステム統合を独自に提供できます。これらWiproの強みにIP Infusionの実証済みのWhite Box型ソリューションを組み合わせることで、電気通信事業者やデータ通信事業者は、OCPに準拠したターンキーモデルを利用することが出来るようになり、現行ネットワークからシームレスに White Box化することでイノベーションを加速させつつ、全体的なCAPEX(設備投資)とOPEX(運用費)を削減することができます」と述べています。

Wipro Limited Comms & Tech/iDEAS 統括バイスプレジデント 兼 グローバルヘッド TV Sriram氏は、
「次世代5Gインフラを実現するための重要な技術には、SDN(Software-Defined Networking)/NFV(Network Function Virtualizatio)、クラウドネイティブVNF(Virtual Network Function)、ディスアグリゲーション(分離)、AI/機械学習主導型のネットワーク自動化があります。IP Infusionと協業し、これら技術を統合することで、完全な技術ライフサイクルの管理も含めたエンドツーエンドのソリューションを当社顧客へ提供できることを嬉しく思います。また当社はこの分野において、ハードウェア設計能力、テストラボ、マーチャントシリコン・ベースのソフトウェアソリューションに戦略的に投資してきており、その成果でお客様の事業成功に貢献できると自負しています」と述べています。

■Wipro Limitedについて
Wipro Limited(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は、最先端の情報技術、コンサルティング、ビジネスプロセス・サービスをグローバルに提供する大手企業です。コグニティブコンピューティング、ハイパーオートメーション、ロボティクス、クラウド、アナリティクス、新興技術の力を活用し、顧客企業のデジタル世界への適応および成功を支援します。Wiproは、包括的なサービスポートフォリオ、持続可能性への強いコミットメント、優れたグローバル・コーポレート・シチズンシップで世界的に認められています。6大陸に20万人を超える従業員を擁し、顧客企業へサービスを献身的に提供しています。私たちは共にアイデアを発見し、点をつなぎ、より素晴らしく、大胆で、新しい未来を築きます。
https://www.wipro.com/

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアをディスアグリゲーション(分離)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Box型ソリューションを提供しています。IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」および「Commercial SONiC Distribution」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS」および「ZebOS®」を350社以上の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信・放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび350社以上の企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

 

 

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