- 業界で最も包括的なDCSGソリューションにより、エコシステムパートナーと共に「StrataDNX™ Qumran-UX」プラットフォームのサポートを提供 -
この度のIP InfusionのキャリアグレードのWhite Box型ネットワークソリューションがより多様なハードウェアとの組み合わせで提供できることにより、ネットワークオペレーターは革新的なサービスを創出し、新たな収益源を加速させることができます。既に検証済みであり、Best-of-Breed(最適な製品から選択し組み合わせる)のハードウェアと組み合わせることで、多彩なユースケースのネットワークをサポートします。また、IP Infusionの高度なサポートサービスを利用することで、ネットワークオペレーターは、運用コストを削減するエンドツーエンドのWhite Box型ネットワークソリューションへのシームレスな移行が可能になります。
本ソリューションは、セグメントルーティング/MPLS(Multi-Protocol Label Switching)/タイミングのサポート等のTIP(Telecom Infra Project)のDCSG仕様に基づくと共に完全に準拠しており、64Gbps双方向スイッチングから300Gbps双方向スイッチングまで幅広いスイッチング容量にも対応しています。既存の4G LTEおよび将来の5G対応モバイルインフラを展開する通信事業者は、増大するセルサイトのバックホールネットワーク構築のためのインフラ投資を最適化するために、各通信事業者によって異なるアンテナ密度やユーザーキャパシティに柔軟に合わせられることが重要です。本「OcNOS」ベースのセルサイトルーターソリューションは、多様なDCSGプラットフォームを要件に合わせてより多くの選択肢から利用可能とすることで、各通信事業者がコストを最適化しながらWhite Box型セルサイトゲートウェイ機器を導入することを可能にします。
Broadcomの「StrataDNX Qumran-UX」スイッチチップセットシリーズは、スイッチングシステムのエンドツーエンドのポートフォリオを提供し、通信事業者が拡張性に優れた機能豊富な集中型/固定型/モジュール型のアグリゲーションスイッチを構築し、クラウド規模のネットワークおよびキャリアネットワークのアプリケーションを実現できるようにします。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「この度の新ソリューションは、Broadcom製スイッチングシリコン『StrataDNX Qumran-UX』をサポートし、ネットワーク事業者がWhite Box型ネットワークを活用できる機会を拡大します。これにより多くのサービスプロバイダーは、従来の単一ベンダーによる高コストなソリューションから、White Box型ネットワークソリューションへ移行できるようになり、迅速なイノベーション、並びにさらなるサービスと収益の向上を容易に実現する手段を得られます」と述べています。
【業界エコシステムからのエンドースメント】
当社「StrataDNX Qumran-UX」チップセットシリーズは、キャリア、データセンター、エンタープライズ業界向けスイッチングシリコンとして、最も包括的なエンドツーエンドのポートフォリオを提供します。IP Infusionが当社ソリューションを選択したことを嬉しく思います。IP Infusionと共に、革新的で拡張性が高く、機能豊富なプラットフォームを提供することで、事業者を支援していきます。White Box型ネットワークが実行可能なソリューションとなり、お客様はネットワーク設計の際により多くの選択肢を得ることができます。
Broadcom コアスイッチンググループ ビジネスデベロップメント・ディレクター Wei-Ai Tai氏
IP Infusionとの長きにわたるパートナーシップに満足しています。Edgecoreの堅牢で信頼性の高い「StrataDNX Qumran-UX」DCSGプラットフォームがIP Infusionのパワフルな「OcNOS」ソフトウェアと組み合わさることで、事業者へクラス最高のWhite Box型ソリューションを提供することができます。
Edgecore Networks マーケティング&プロダクトマネジメント担当ヴァイスプレジデント Matt Roman氏
5Gサービスの導入とイノベーションへの消費者の需要の高まりは、ネットワークインフラストラクチャがこれまで以上に柔軟で効率的でなければならないことを意味します。UfiSpaceの「StrataDNX Qumran-UX」搭載プラットフォーム上で動作する「OcNOS」をIP Infusionがサポートすることで、我々のお客様は、革新的なサービスを低コストで実現するWhite Box型ネットワークソリューションの実装に向けて、さらに多くの選択肢を得ることができます。
UfiSpace 最高経営責任者(CEO) Vincent Ho氏
IP Infusionの「OcNOS」ネットワークオペレーティング・ソフトウェアとDelta Electronicsの構成可能なハードウェアの組み合わせにより、White Box型ネットワーキングの選択肢が生まれ、通信事業者はベンダーロックインを回避し、柔軟で拡張性に優れたアーキテクチャの恩恵を受けることができます。
Delta Electronics(Americas)ITハードウェア事業 営業&プロダクトマネジメン担当ヴァイスプレジデント David Chiu氏
Telecom Infra Projectは、TIPコミュニティにより定義された技術要件に準拠したソリューションが増えることで、DCSGのエコシステムがさらに拡大することを嬉しく思います。「StrataDNX Qumran-UX」をサポートすることで、IP Infusionとパートナー企業は、より多くの事業者がネットワークのディスアグリゲーションを加速することを支援していきます。
Telecom Infra Project チーフエンジニア David Hutton氏
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Box型ソリューションを提供しています。IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」および「Commercial SONiC Distribution」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS」および「ZebOS®」を350社以上の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信・放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび350社以上の企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。