また、ローカル5Gにおいては、撮影したカメラ映像の送信など、上り方向の通信により多くのリソースを割り当てたいケースが多く想定され、携帯電話事業者のTDDパターンと同期しつつ、一部の下りスロットを上りスロットに変更して運用できるようにする準同期TDDが有効です。
本実証により、ローカル5Gのエリアを効率的に広げつつ、ユースケースに応じて、上りの通信帯域と下りの通信帯域の比率をカスタマイズできることを実証しました。
※1 地域や産業の個別のニーズに応じて地域の企業や自治体等の様々な主体が、 自らの建物内や敷地内でスポット的に柔軟に構築できる5Gシステム。
JTOWERが開発したローカル5G共用装置は、既に商用サービスを提供している携帯電話事業者の5G対応の光中継装置との一部共用が可能となり、効率的なネットワーク整備が行えることが特徴です。このたびの実証の成功を受け、JTOWERはFLARE SYSTEMS製ローカル5G基地局との接続を始めとして、様々なローカル5Gシステムとローカル5G共用装置との接続実証を推進し、幅広い施設の特徴に応じた最適なネットワーク構築を提供いたします。
FLARE SYSTEMSは、2022年2月28日に発表したFLARE SYSTEMS社製ソフトウェア基地局の提供による、シンプルに構成するユースケースへのローカル5Gシステムの展開に加え、JTOWERのローカル5G共用装置との接続により、より柔軟なエリア構築を実現できるユースケースへの展開を可能とし、広くローカル5Gの普及、社会課題解決に向けたDX実現に貢献してまいります。
以上
※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
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