静岡新聞広告賞は、新聞広告の向上と発展を願って1980年に創設されました。広告主部門は昨年9月から今年8月末までに、本紙や広告特集に掲載された広告が対象。審査はコピーライターの一倉宏さんを審査員長に、静岡市出身の切り絵アーティスト福井利佐さんらが担当されました。
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受賞作品について 「まっすぐに。仕事に、人に、未来に。」渡辺ブルドーザ工事株式会社
渡辺ブルドーザ工事株式会社様(https://wtbl.co.jp/)は、富士山の護岸工事を50年以上担当し、東日本大震災をはじめとする災害復旧の際にも駆けつけています。
今回の新聞広告を出稿した目的は、ロゴやWebサイトのリニューアルをきっかけに地域の方々、お客様へワタブルの社会的認知度、信頼度を向上することでした。結果的に仕事の問い合わせや、ワタブルの社内へのブランディングにも寄与したそうです。
富士山と重機をメインビジュアルにすることで、富士山の大沢崩れにより流れ出てくる土石流から静岡の生活を守り続けている会社=ワタブルの仕事であることが、一目でわかるようにしました。
「まっすぐに。」のコピーをメインに、更地を作る事業と仕事や人にまっすぐな姿勢に対するワタブルの誓い、地域やステークホルダーへ向けての約束を表しました。
当広告は、4月19日 静岡新聞(東部版)にて掲載されました。
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受賞に寄せて
広告主:
渡辺ブルドーザ工事株式会社
代表取締役社長 渡辺敏弘(写真右)より
当社は、富士山の護岸工事など土木事業を中心に足元から静岡の皆様の生活を支えております。創業64年を超え、ロゴデザインやWebサイトをリニューアルしました。会社全体が新しい方向に進もうというタイミングだったので、思い切ったことをしたくて、新聞広告への出稿を決めました。
その結果、静岡新聞広告賞にてグランプリをいただきました。とても光栄に思っています。顧問の柴戸さん、デザイン制作のNASUさんにも感謝いたします。このデザインとならこれからも頑張っていける、この会社はもっと良くなることを確信しております。
これからも土木事業を通して、お客様に信頼される会社を目指してまいります。変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
広告制作:
株式会社NASU
代表取締役社長 前田高志(写真左)より
私たちNASUはワタブル社のリブランディングにクリエイティブコンセプトから全面的に関与させていただきました。このプロジェクトを通じて、ワタブル社が持つ独自のビジョンと地域社会への深い愛情に感銘を受けました。
それらの要素をひとつのビジュアルに凝縮し、新聞広告として展開することで、関わる人すべてが一層の「覚悟」を持って挑むようになりました。渡辺社長の取り組みの理解度、柔軟さ、行動力には頭が下がります。
今回の静岡新聞広告賞グランプリ受賞は、私たちにとっても大変名誉なことです。渡辺社長、そしてワタブル社全体の皆様、心よりおめでとうございます。
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株式会社NASUについて
NASUは、企業の本質を伝えビジネスを成功に導くデザイン会社です。表層的で好みに左右されてしまいがちな「おしゃれ」「かっこいい」だけではなく、あらゆる層にリーチし、思わず手に取りたくなる、遊び心ある「勝てるデザイン」をご提供します。
独自のヒアリング・コンセプトワークを通して事業戦略の元となる「コンセプト」「タグライン」、デザインジャッジの基準となる「デザインのものさし」を策定。経営者や企業の思想を「美しさと遊び心」が融合した、確実に機能し続けるデザインにします。
デザインの納品は終わりではなく、はじまりのつもりで日々のデザイン運用にもコミットすることで、お客様のビジネスの成功まで伴走。コミュニティやSNSを活かして制作過程を公開し、広く知ってもらう発信力も強みにして、デザインを完成させてまいります。
今後も勝てるデザインを提供し続けたいと考えております。引き続き、よろしくお願い致します。
商号 :株式会社NASU
所在地 :大阪府大阪市中央区石町2丁目2-2 都住創石町ビル 203号室
代表者 :代表取締役社長 前田高志
Webサイト:https://nasu.design/