パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社(本社:東京都中央区、社長:樋口泰行。以下CNS社。パナソニックグループの持株会社制への移行にともない2022年4月より、「パナソニック コネクト株式会社」に変わります)は、2020年2月に発売したコンパクトライブスイッチャーAV-UHS500用のオプションユニット「NDI I/FユニットAV-UHS5M6G」を開発し、2022年春の発売を予定しています。これによりAV-UHS500では、12G-SDIおよびHDMIに加えてNDI(R)(※1)、NDI(R)|HX(※1)経由でのIP伝送が可能となります。
昨今のライブプロダクション業界では、人材不足による業務の多忙化や現場主体の労働環境が映像制作会社の課題になっています。さらに新型コロナウイルス感染症拡大の影響により現場の省人化と密を避けた効率的な働き方が以前にも増して求められています。IP対応機器を活用した遠隔地からのリモートによるライブ映像制作は、これらの制作現場の様々な課題を解決することができます。
AV-UHS500はNDI I/Fユニットを装着することにより、高画質・低遅延な映像伝送を実現するNDI(R)(High bandwidth NDI(R))(※1)や、低ビットレートで安定した伝送が可能なNDI(R)|HX(High efficiency low bandwidth NDI(R)|HX)(※1)に対応。信頼性の高いハードウェアベースのスイッチャーにIPインターフェースを内蔵することで、従来のSDIシステムに加えて、外付けの変換器を使用せずにIP伝送プロトコルも利用する事ができます。AV-UHS500の本体背面に装着して使用するため、複雑な設定を行う必要もなくLANケーブル1本でIPストリーミングシステムを構築可能。準備時間を短縮し、特設会場などでも容易にリモートでのライブ映像制作環境を整えることができます。さらに、NDI(R)(※1)もしくはNDI(R)|HX(※1)に対応したCNS社製カメラ(※2)と組み合わせて使用することで、映像伝送からカメラコントロール、タリー出力までを1本のLANケーブルのみで行うことが可能。映像伝送だけでなくカメラ制御も遠隔で行えるため、オペレーターもカメラマンも会場へ行くことなくライブ配信を行うといった、制作現場での新しい働き方の創造を実現します。
CNS社は「A Better Life, A Better World」の実現を目指し、音楽ライブやスポーツイベント、オンラインセミナーなど、従来は現場主体だった働き方に改革をもたらし、近年加速するリモートライブプロダクション需要に新たなワークフローを提供します。
【品名】NDI I/Fユニット
【品番】AV-UHS5M6G
【発売時期】2022年春発売予定
※1:ここでのNDI(R)は、High bandwidth NDI(R)、NDI(R)|HXはHigh efficiency low bandwidth NDI(R)|HXを意味します。NDI(R)とは、NewTek, Inc.によって開発されたIP利用における新しいライブ映像制作ワークフロー支援プロトコルです。NDI(R)はNewTek, Inc.の米国における登録商標です。
※2:CNS社製4K/HDインテグレーテッドカメラおよびメモリーカード・カメラレコーダーAG-CX350。NDI(R)、NDI(R)|HX対応の4K/HDインテグレーテッドカメラはパナソニックWEBサイト https://biz.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav をご確認ください。
【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社
メディアエンターテインメント事業部 プロAV商品企画部 マーケットコミュニケーション課
E-mail:pro-av.ad@gg.jp.panasonic.com
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] NDI(R)、NDI(R)|HXによるIP伝送を実現 ライブスイッチャーAV-UHS500用NDI(R)対応NDI I/Fユニットを開発(2021年10月12日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/10/jn211012-3/jn211012-3.html
・パナソニック 放送・業務用映像システム
https://biz.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav