NECネッツエスアイ/NECネッツエスアイ、より社会への実装に近い領域でローカル5Gの開発実証を開始

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令和3年度総務省「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」にプロジェクトメンバーとして参画

NECネッツエスアイはこのたび、当社が参画する3件(注1)のプロジェクトが令和3年度総務省「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」(注2)に採択されました。
 NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、東証:1973 NESIC、以下 NECネッツエスアイ)はこのたび、当社が参画する3件(注1)のプロジェクトが令和3年度総務省「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」(注2)に採択されました。

 当社は、通信事業者のネットワーク構築で培ったエリア設計やシステム構築といった無線技術を活用し、本実証において利用シーンの確立、通信性能、通信品質などのローカル5G普及に向けた必須条件を検証し、早期の実用化を目指しています。このたびの各開発実証においては、国立大学法人東京大学(大学院工学系研究科 教授:中尾彰宏)の研究成果を基に開発された株式会社FLARE SYSTEMS(注3)製のソフトウェア基地局を活用します。これにより、本開発実証で求められる「準同期TDD(注4)の追加パターンの開発」に対応可能となり、映像送信など上りのデータ通信速度が加速し、より具体的な利用シーンを想定した、現場のニーズに合ったかたちでの実証を行うことができます。

 NECネッツエスアイは、事業ブランド「Symphonict」(注5)のもと、デジタル技術と現場力を活用したまちづくりのデジタルシフトを進めています。当社は、今後も引き続き、自治体向けにデジタル技術を活用した業務効率化や地域活性化などの場面で先行してローカル5Gを導入し、ローカル5Gを活用して社会課題の解決とサステナブルな社会の実現に貢献していきます。

 なお、当社は、ローカル5Gのシステム機器などを下記展示会に出展いたします。

展示会名:第4回 5G/IoT通信展
会期  :2021年10月27日(水)~29日(金)10:00~17:00
開催場所:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
URL  :https://www.5g-expo.jp/ja-jp/about/outline.html

                                                以 上
(注1)

 

(注2)令和3年8月31日総務省プレスリリース
「令和3年度「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」に係る実証提案の公募の結果」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000304.html

(注3)株式会社 FLARE SYSTEMS
https://flare-systems.co.jp/

(注4)準同期TDD
映像送信などに利用する上り通信速度を拡大する技術

(注5)Symphonict(シンフォニクト):
「Symphonict」は、自社実践とお客さまとの共創を通じて生み出したデジタルサービスによって働き方やまちづくりを変革し、企業や自治体・社会インフラをはじめとする様々なお客さまの「デジタルシフトによる価値創造・課題解決」を実現するNECネッツエスアイの事業ブランドです。
”symphony(調和)”と”ict(情報通信技術)”を組み合わせた造語である「Symphonict」には、データ、デジタル技術(AI・IoT・5G等)、クラウドの融合によって「新たな価値を創出し、サステナブルな社会の実現を目指す」という当社の思いが込められています。

 

 

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