第一弾としてデジタルプレミアム付商品券導入を支援
1.背景・目的
NTT西日本は、東峰村と締結した「まちづくりや住民サービスに関するICT連携協定」※1に基づく取り組みのひとつである「住民生活の質の向上と地域経済の活性化」に向け、東峰村の地域資源である「約350年続く伝統の焼物である小石原焼と髙取焼」、「日本の棚田百選にも選出された棚田の棚田米」など魅力を活かした持続可能なまちづくりを推進するため、ICTを活用した地域経済DXを進めています。その中でも本取り組みは、東峰村デジタル地域通貨「とほっぴペイ」を活用し、東峰村を訪れる人への魅力発信と地域産業の活性化を目的としています。
※1 2023年1月31日報道発表 まちづくりや住民サービスに関するICT連携協定の締結について
< https://www.ntt-west.co.jp/newscms/kyushu2/12698/kyushu_n20230131a.pdf >
2.取り組みの概要
NTT西日本では、東峰村におけるデジタルデバイド解消に向け、東峰村デジタル地域通貨「とほっぴペイ」システムを整備し、全住民への「とほっぴペイ・カード」の配布、「とほっぴペイ・アプリ」の利用促進に向けた事業者・住民説明会によるICTリテラシー向上を支援し、東峰村の地域経済DX利用促進、拡大を推進してまいります。本取り組みにより、村内・村外の方も利用できる東峰村デジタル地域通貨「とほっぴペイ」を活用した「デジタルプレミアム付商品券(プレミアム率30%、応募抽選)」が発行※2され、東峰村イベント「秋の民陶むら祭」(毎年10月開催)でも使用可能なキャッシュレス決済環境が実現されます。
※2 ■東峰村 行政サイトホームページ https://vill.toho-info.com/0000/index.html
3.参加事業者と役割
■NTT西日本
地域課題の解決に向けた地域経済DXの推進、施策の企画
地域通貨システムの環境整備、導入の支援
事業者・住民説明会などの事務局運営サポート
■東峰村
村内における地域経済DX推進、東峰村デジタル地域通貨「とほっぴペイ」運営
■フェリカポケットマーケティング
地域通貨システムの構築、提供
【取り組みイメージ】
4.今後について
今後は、住民を巻き込んだ「とほっぴペイ」のさらなる利用シーンの拡大に向け、ふるさと納税との連携や、「日田彦山線BRTひこぼしライン※3開通」に伴う交通DX推進にも取り組み、「とほっぴペイ」活用した行動変容をさらに促すことで、東峰村の地域経済活性化を推進していきます。また、地域経済DXにとどまらず、健康分野・防災分野などにおいてもICT活用によるウェルビーイング・サスティナブル促進をめざしてまいります。
※3 JR九州公式ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/train/hikoboshiline/
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