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5Gの普及が始まった
日本では2020年3月25日にドコモより一般普及の始まった5G。従来の通信規格より高速・大容量、超低遅延、多数同時接続を実現することが可能です。それにより、一般的なのWEB通信の他にもVR・AR、ドローン、自動運転、遠隔医療など様々な分野で私達にとって便利な技術となることでしょう。
アメリカでの利用者はまだ約8%
日本に先駆けて、IT先進国のアメリカでは5Gの普及が進んて出います。アメリカの専門メディアである「TechRepublic」によると、5Gは2021年の1月時点でアメリカの人々の約75%をカバーしており、7月には約80%をカバーするだろうと推測されています。都市部を中心にカバレッジが進んでいます。
これは驚くべき速度だと言えます。ただし一方で実際に5Gに接続デバイスを持っている人は少ないようです。その割合は2021年1月時点で約8%。7月には約12%になると予想されています。
他国の状況を見ると、アメリカの他に韓国や中国、スイス、北欧のIT先進国では5Gの展開に力を入れています。その点、5Gインフラ整備においては日本は出遅れていると言われていますが、NTTドコモを中心に拡大は順調に進んでいるようです。
日本でも都市部を中心に5G通信エリアが増えている
日本ではまだ5Gのインフラ設備自体がアメリカほど進んでいない状況ではありますが、iPhoneの所有比率が世界一多いと言われており5G対応のデバイスの所持率は高いと言えますので、インフラ展開さえ進めば5Gの利用者数は伸びやすい状況と言えます。
5Gはまだ始まったばかり
5Gという通信規格が実用化され世界中で利用できるようになっていますが、実はまだ運用として完璧なものになっているわけではありません。特許に関する国際的な問題、さらに通信速度ではまだ理想の通信速度を得るためにハードウェア、ソフトウェアを調整していくこととなります。普及と併せて5Gの真価を発揮するには数年から10年程度の時間は要するものと言えます。
現在、6Gに関する研究も始まっており話題も出ていますがまだ、概念・モデルとしての議論が中心です。通信規格の変化により世界の情勢がどのように変わっていくか、楽しみですね。