現場マルチネットワークサービスにプライベートLTE方式のsXGPシステムを提供開始
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:片倉 達夫、以下パナソニック)は、2021年2月17日に発表済の新事業「現場マルチネットワークサービス(※1)」における無線ネットワークの新たなラインアップとして、プライベートLTE方式のsXGPシステムを2021年6月下旬より提供開始することを発表した。複数のPLMN-ID(携帯電話の国際的な識別番号)を認証するLTEコア(ローカルコア)も提供し、sXGPと自営等BWAを同じLTEコアで統合管理することで、それぞれのシステムに共通のSIM(※1)での認証を可能にする。
以下リリース。
現状のお客様の現場では、既設のWi-Fi等と連携しつつ、LTE、5Gといった新たなネットワークを構築、導入したいという要望があります。パナソニックの「現場マルチネットワークサービス」では、このような複数のネットワークを統合的に管理・運用するマルチアクセス技術を開発しており、環境・用途に合わせて複数のネットワーク設備間で音声やデータのやり取りを可能にします。
今回提供を開始するsXGPシステムは、免許不要の1.9 GHz帯の周波数を利用するLTE方式で、主に音声通話中心の構内PHSからの置換えや、ネットワークシステムの高度化、統合管理を目指す企業、また倉庫や工場で、複雑な配線やアンテナの設置に制約があり導入を断念せざるを得なかった企業を中心に、セキュアで出力の高い自営モバイルネットワークの構築を実現します。
さらに、提供しているLTEコアにより、sXGPと自営等BWAを統合的に管理することで、接続する基地局がsXGPと自営等BWAとの間で切り替わっても通話や通信が継続でき、スマートフォンなどの端末を使って屋外や屋内を行き来しながら作業を行うお客様の利便性が上がります。
パナソニックは、sXGPシステムをはじめ現場のニーズに合わせた最適なネットワークを提供することで、ミッションクリティカルな現場でのDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートします。
※1 「現場マルチネットワークサービス」プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/02/jn210217-3/jn210217-3.html
※2 加入者を特定するためのID番号が記録されたICカード。特定の通信事業者が発行したSIM以外を受け付けないように端末側にプログラムを仕込む。
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