洗練された職人技“手切り”によるフルカットオーダーを実現する水産加工会社
まん福HDは、<「うまい」でこの国をしあわせ一杯に。>をミッションとして掲げ、「食に特化した事業承継プラットフォーム」として、後継者不足に悩まれているオーナーの方々に寄り添い、創業者・創業家の方々の想いと企業の伝統・ブランドを守り続けながら、事業を承継します。受け継がせていただいた会社は、売却することはなく、まん福グループとして互いに尊重し合い、成長・発展していくことを目指します。
今回受け継がせていただいた山佐食品は、静岡県焼津市に自社工場を構え、水産物の加工・製造販売をしています。山佐食品が本社を置く焼津漁港では、2020年時点で年間の水揚金額が5年連続日本一であり、特にマグロとカツオの水揚量は全国トップクラスを誇ります。
山佐食品は今年4月に創業61年を迎えます。BtoB事業を展開しており、創業から長年培ってきた信頼とブランド力により、学校給食・産業給食・病院など安定的な販売先を有し、常時20種類以上の魚種を取り揃え、切り身のみの仕上げではなく、干物やフライの加工も行っています。山佐食品の強みとして、“手切り”のオペレーションに特化しており、機械での対応が難しいサイズの加工や骨取りを人力で行っています。フルオーダーカットが可能なため、様々なニーズにあった商品の提供、豊富な魚種に対応することができます。創業当時から築き上げてきた幅広いネットワークにより、東海地方を中心に全国の取引様と提携されています。
まん福HDは、山佐食品が今まで繋いできた、伝統・技術そしてブランドを守り、第二の創業として、今後の事業展開に携わっていきます。
具体的な成長戦略として、
1.地元特産物を使用した新商品の開発などによる「うまい」の追求
2.工場の生産性向上などによるオペレーションの改善
3.新規卸先開拓とBtoC事業の展開などによる販路拡大
上記3点に軸を置き、更なる発展を目指していきます。
■山佐食品 3代目社長:佐々木氏 コメント
「会社として、事業承継、事業の存続は、単に顧客の為だけでなく、帰属する社員にとっても大変重要な事です。
今回良いご縁を頂き、山佐の社風はそのままに、また、社員が安心して働けるよう、暖かいご配慮をいただける企業グループの一員に加えていただきました事に、深く感謝申し上げます。」
■山佐食品 新社長:九嶋 広一 コメント
「創業60年以上ある『山佐食品』様を引き継がせて頂いて、歴史の中で培ってきた伝統・技術をしっかりと承継し、更に50年100年と成長発展できるように努力して参ります。」
■まん福HD 代表取締役社長:加藤 智治 コメント
「魚は、日本人にとって身近であり、栄養豊富で私たちが健やかな生活を送るためのサポートをしてくれます。長年魚と真摯に向き合ってこられた『山佐食品』様に敬意を表するとともに、この度まん福を信頼し託してくださったバトンをしかと受けとり、社員一同より一層の誠意を持って『山佐食品』様の未来を見据えた経営に尽力して参ります。」
◆山佐食品概要◆
会社名 :株式会社山佐食品
住所 :静岡県焼津市石津2245-56
電話番号 :054-624-3377
公式サイト :https://yamasa-seafoods.co.jp/
◆まん福HD概要◆
会社名 :まん福ホールディングス株式会社
HP :https://manpuku-hd.jp
住所 :東京都渋谷区恵比寿西1-15-10 第6横芝ビル7階
代表取締役社長 :加藤智治
事業内容 :食に特化した事業承継プラットフォーム事業