夜間勤務時の不測事態の対応に貢献
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導入の背景
ハレックスは、企業や自治体に気象情報を提供する民間気象会社で、気象・地震・防災および生活関連情報の提供やコンサルテーション、情報処理システムの開発、教育などの事業を行っています。
監視センターでは、24時間365日の運用をしており、2交代制による有人監視をしています。そんな中、コロナ禍による行動規制が発生しました。業務運用上リモートワークへの切替が難しく、通常勤務を継続することとなりました。そのため、これまで以上に従業員の健康面の管理を強化し、健康と安全を守ることが課題となりました。
そこで、ハレックスは従業員の健康管理や安全管理に積極的に取り組むため、様々なサービスを検討した結果、センスウェイが提供する「ワーカーコネクト」の導入に至りました。導入によって、夜間の異常時においても電話通知機能によってすぐに対応できる点を評価いただきました。
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導入の成果
腕時計型のバイタルセンサーによって従業員の心拍数、皮膚温度の計測に加え、健康異常や転倒の際はアラート通知がされるので、職場の安全管理に役立てられていいます。このサービスをハレックスの夜間勤務者5名に運用し、心拍・体表温度による健康状態の管理と、転倒など不足事態の迅速な把握を目的に利用しています。とくにアラート通知において、メール通知に加えて電話通知機能(SMS・音声通知オプション)を利用することで、夜間においてもアラートを見逃すことなく管理ができています。
▼ハレックス ワーカーコネクト導入事例
https://www.senseway.net/use-case/halex/
センスウェイは、今後もより多くの企業・現場作業者に「ワーカーコネクト」を提供し、安心・安全な職場環境の構築と実現に貢献してまいります。
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ワーカーコネクトについて
「ワーカーコネクト」は、従業員の健康管理や安全確保を支援するクラウド型の安全管理ソリューションです。特に、建設現場や製造業の工場に加えて、近年では省力化された夜間勤務の現場などで導入されています。作業員のバイタルデータ、位置情報、転倒状況などを腕時計型デバイスでセンシングし、専用アプリケーションによる作業場所の把握や健康状態の可視化と異常時のアラート通知によって、熱中症の予防や転倒事故の検知を行います。
工場や建設現場など、Wi-FiやBluetoothによる通信機能搭載のトラッカーでは、データ取得が難しかった場所でも利用できます。デバイスの通信には、長距離通信が可能で遮蔽物やノイズにも強いIoT専用通信のLoRaWAN🄬(※1)を採用。小型のLoRaWAN受信機(ゲートウェイ)が広範囲のデバイスデータを取得し、専用アプリケーションにてデータの可視化とアラート確認を行えます。
ワーカーコネクトの詳細については、下記をご覧ください。
▼Worker Connect(ワーカーコネクト)
https://www.senseway.net/wc/
■ハレックス株式会社
所在地:東京都品川区東五反田2-20-4 NMF高輪ビル3階
代表者:代表取締役社長 藤岡 浩之
設立:1993年(平成5年)4月1日
事業内容:気象・地震・防災および生活関連情報の提供
気象・地震・防災および生活関連情報の活用に関するコンサルテーション など
https://www.halex.co.jp/
■センスウェイ株式会社
センスウェイはIoTに最適な通信方式である長距離・低消費電力LPWA(Low Power Wide Area)のLoRaWANを使ったIoTプラットフォームを提供しています。IoT技術によるデータ活用により、建設業向けソリューションや企業のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。センスウェイの持つLoRaWANの技術力をもとに、IoT通信プラットフォームサービス「SenseWay Mission Connect」や新型コロナ感染症対策ソリューションなどを提供しています。
https://www.senseway.net/
※1 LoRaWAN®…低消費電力での長距離通信ができる無線通信技術LPWA(Low Power Wide Area)の一種で、「LoRa Alliance」が定めた「無線ネットワーク規格」の名称です。IoT向けの通信規格で、世界的に広く利用されています。
LoRaWAN®は Semtech Corporation. の商標または登録商標です。
本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問合せ先】
センスウェイ株式会社
担当:平田