製造業での原材料価格予測がより簡単に
「Prediction One Biz」は、小売業や製造業の方には、販売予測や需要予測といった用途を中心にご利用いただいております。実際に予測分析を行うにあたり、自社保有のデータだけでは十分な予測精度がでないケースが多く、外部のオープンデータを利用したいという声が多くありました。しかし、一般のユーザーがオープンデータを入手するには、特殊な操作が必要になるケースがあります。
そこで、前回のアップデート時に「マネージドクラウド with AWS」のポータル上で、過去の気象庁の天気情報や厚生労働省の新型コロナウイルスの感染者数の期間やロケーションなど、必要なデータを指定すると、ユーザーのクラウドストレージに送信できるインターフェースを設けました。
上記に加え、今回のアップデートでは、米ドル/円の為替情報をユーザーのクラウドストレージに送信できる機能を追加。「マネージドクラウド with AWS」で提供するクラウドポータルを利用し、対象の期間や最高値、最安値といったデータを簡単な操作で指定できるため、必要な情報を効率的に取得できます。これにより、製造業における米国からの輸入資材などを含む原価予測や、小売業における米国からの仕入れ原価、米国向け販売価格を考慮した業績予測等が可能になりました。
なお、今後も扱えるオープンデータを順次増やし、様々な業界のビジネス課題を解決していく予定です。
▼ポータルイメージ
▶ 前回のプレスリリースはこちら
https://sonybn.co.jp/news/2023/0329/
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「マネージドクラウド with AWS」について
AWSの機能や利便性はそのままに、簡単にAWSの導入・運用が開始できるパッケージサービスです。「見える化」「自動化」「セキュリティ強化」を軸に独自開発した運用支援ツール“クラウドポータル”とAWS Direct Connectと直結できるNURO閉域やモバイル閉域接続など“ネットワークサービス”を通じて、企業のAWS構築及び運用の支援を行います。
<特徴>
1. 専門知識がなくても簡単に運用できる支援ツール“クラウドポータル”を提供
2. クラウド環境までの経路をワンストップで高セキュア+リーズナブルに提供
3. 初めてでも手軽にクラウド導入できる導入支援ソリューションの提供
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「Prediction One Biz」について
「Prediction One Biz」は、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供し、当社が法人向けに販売している機械学習やプログラミングなどの専門知識がなくても数クリックの簡単な操作で予測分析ができるツールです。これまで一部の専門職に限られていたAIによる予測分析を、一般ユーザーのパソコンからシンプルで直感的なインターフェースを通じて簡単に利用することができます。申込企業数は累計で28,000社を超え、その手軽さから、マーケティングや営業、生産管理、顧客サポート、製品開発など様々な分野で利用されています。
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会社概要
ソニービズネットワークス株式会社は、ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社出資の下、法人向けICTソリューション“NURO Biz”を提供する会社として発足。2019年7月よりソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の法人向けクラウド・ネットワークサービス事業を統合し、ネットワークからクラウドまで幅広い領域で事業を強化することで、より付加価値の高いサービスをお客様に提供しています。
ホームページ:https://sonybn.co.jp/?utm_source=pressrelease&utm_medium=referral&utm_campaign=prtimes
※記載されている会社名および商品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。