パナソニック株式会社の100%出資連結会社であるパナソニックLSネットワークス株式会社(本社:東京都港区 社長:庄野善雄 以下、パナソニックLSネットワークス)は、ネットワーク統合管理ソフトウェア「PPS」を2022年1月31日に、スイッチングハブ「MSシリーズ」「GA-MLシリーズ」を2022年6月21日に、それぞれ機能強化して提供開始します。
【ネットワーク統合管理ソフトウエア「PPS」の機能強化について】
ITシステムが高機能化・多様化する一方で、人材不足でネットワーク管理の専任者を配置できない企業や施設も多くあります。ネットワーク統合管理ソフトウェア「PPS」は、専任者がいなくてもネットワークの運用を行うことができ、運用の簡易化・可視化が可能です。
今回新たに、セキュリティ機器「iNetSec SF(※1)」のネットワーク通信の振る舞い検知機能と連携。ネットワークに接続されているPCなどの端末の異常な通信振る舞いを検知して、その場所を早期に特定する機能を追加します。これにより、感染端末の場所を把握することができ、早急なインシデント対応を実現します。
今回の機能追加により、従来の管理対象外の不正なPC接続を検知する機能に併せて、セキュリティ対策の強化、ネットワークの安定運用をサポートします。
【スイッチングハブ「MSシリーズ」「GA-MLシリーズ」の機能強化について】
近年、ITシステムの多様化・高品質化に伴い、サーバー・PC・スマートフォンなどITシステムにつながる機器の間では、高精度に同期し連携した動作が求められています。そのため、従来の時刻同期に一般的に用いられてきたNTP(※2)よりも高精度な時刻同期精度を実現するPTP(※3)を利用する機会が増加しています。
スイッチングハブ「MSシリーズ」3機種と「GA-MLシリーズ」16機種は、今回新たにPTPに対応します。それにより、例えばsXGPシステム(※4)で移動通話の安定性を確保するために求められる高精度な時刻同期を実現します。
なお、両製品とも機能強化後も従来価格で提供します。
パナソニックLSネットワークスはネットワーク機器やソフトウェアを通して、快適で豊かなくらしの実現に貢献していきます。
<特長>
1.【ネットワーク統合管理ソフトウェア「PPS」】
異常な通信振る舞いの機器を検知し特定するセキュリティ対策を強化
2.【スイッチングハブ「MSシリーズ」「GA-MLシリーズ」 】
高精度の時刻同期によりsXGPシステム(※4)での移動通話の安定性を確保
3.【共通】機能強化後も従来の価格で提供
※1 iNetSec SFとは株式会社PFUのネットワークに接続されたすべてのIT機器を見える化し、不正な持ち込み端末など、リスクのあるIT機器をネットワークから遮断するセキュリティ対策アプライアンス(ハードウェア)製品です。
※2 NTP(Network Time Protocol)とはミリ秒(千分の一秒)単位の時刻同期精度を実現するネットワークの時刻同期規格です。
※3 PTP(Precision Time Protocol)とはマイクロ秒(百万分の一秒)単位の時刻同期を実現するネットワークの時刻同期規格です。
※4 構内PHSに代わる自営LTEシステム。利用に免許は不要で1.9 GHz周波数帯の電波を用いるためWi-Fi電波との干渉が少ない。
【お問い合わせ先】
パナソニックLSネットワークス株式会社 事業本部 営業企画部
電話:03-6402-5301(受付 9:00~17:00)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] ネットワーク統合管理ソフトウェア「PPS」及びスイッチングハブ「MSシリーズ」「GA-MLシリーズ」の機能を強化し提供開始(2021年12月16日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/12/jn211216-1/jn211216-1.html
<関連情報>
・パナソニックLSネットワークス株式会社
https://panasonic.co.jp/ls/plsnw/
・パナソニック ネットワーク運用管理ソフトウェア「PPS(Power to Progress SDN)」
https://panasonic.co.jp/ls/plsnw/product/appli/pps/index.html
・パナソニック スイッチングハブ(HUB)MSシリーズ
https://panasonic.co.jp/ls/plsnw/product/series/ms.html
・パナソニック スイッチングハブ(HUB)GA-MLシリーズ
https://panasonic.co.jp/ls/plsnw/product/series/gaml.html