IoT機器で扱う多種多様な大量のデータを効率よく管理するためのオールインワンパッケージ
DBMS=Database Management System
■IoT機器のデータ管理が課題
近年、IoT機器が急速に普及し、インターネットに接続されたさまざまな機器やセンサーから収集されたデータが分析・活用されることで、「経営課題や社会問題の解決」「新たな価値の創出」などを推進するDX(デジタル・トランスフォーメーション)への取組みが活発になってきています。
一方で、IoT機器には、リアルタイムに処理が必要なデータ、クラウドに送信して他の機器との連携や分析に必要なデータなどの多種多様なデータが記録されており、それらデータの「属性管理やデータ量の削減」「通信コストの削減」をどのように行うかといった課題があります。そのため、データを適切にIoT機器内に蓄積したり、集約されたデータを必要なタイミングで効率的にクラウド送信したりするなど、データを最適に管理することがIoT機器のデータ利活用を進めていく上でますます重要になってきています。
■IoT機器に最適なデータ管理を実現するRTOS IoT Enabler for DBMS
RTOS IoT Enabler for DBMSには、組込み機器に最適化されたデータベース「Ubiquitous DeviceSQL」が搭載されており、IoT機器に最適なデータ管理を実現するための、以下のような高速データベース機能とイベント処理機能 (データ処理機能) を備えています。
・データのフィルタ機能
さまざまなセンサーから収集された大量のデータをリアルタイムに監視し、条件に合致するデータのみをクラウドサービスに送信するフィルタとして活用することにより、通信トラフィックを大幅に削減できます。
・データの集約・変換機能
さまざまなセンサーから収集された大量のデータを機器内で一旦データベースに蓄積し、必要とされるデータに集約またはフォーマットに変換してクラウドサービスに送信します。収集した大量のデータをそのまま送信しないことで、データ量を最適化して通信コストの削減に貢献します。
・イベント/アラート機能
さまざまなセンサーから収集された大量のデータをリアルタイムに監視し、データベース内のテーブルデータと照合します。これにより、条件に合致した場合のみイベント処理(プログラムタスク)を実行することや、アラートを発行することを容易に行うことができます。
・バッテリー駆動のIoT機器の消費電力を低減
バッテリー駆動のIoT機器では、データをクラウドサービスに常時送信すると、バッテリーの消費が速くなります。さまざまなセンサーから収集された大量のデータを一旦データベースに蓄積し、その間は通信機器の電源をオフにし、必要なタイミングでオンにしてデータ送信することでバッテリーの消費電力を抑えることが可能です。
製品概要
名称 |
Ubiquitous RTOS IoT Enabler for DBMS |
販売開始日 |
2023年6月28日(水) |
製品ベースURL |
https://www.ubiquitous-ai.com/products/rtos-iot-enabler/for-dbms.html |
■ 株式会社ユビキタスAI(証券コード:3858)について
ユビキタスAIは、製造業のお客様を支えるテクノロジーとサービスを提供する企業です。長年にわたる組込みソフトウェアビジネスの実績をベースに、自社開発製品および世界中のソフトウェア製品の販売・サービスにおいて成功を収めています。強みである先進かつ優れたテクノロジーと強固で幅広い顧客基盤を活かしながら、ベンチャー・スタートアップや学術機関との連携による新しいビジネスプラットフォームを構築し、製造業のお客様を支えるテクノロジー・サービスを世界に展開し続けることによって「お客様」「ビジネスパートナー」「社会」の発展に貢献します。
本社所在地 : 東京都新宿区西新宿 1-23-7 新宿ファーストウェスト17F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/
■投資家の皆様へ
本ニュースリリースは、ユビキタスAIの定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。
※ 本ニュースリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
※ 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。