ライトワークス/ライトワークス、近年の内定者と企業を対象にした「内定者研修に関する調査結果」を発表

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内定者研修を成功させるポイントは、「知りたい」「自信を持ちたい」「繋がりたい」を満たすこと

上場企業売上TOP100社の47%が導入する学習管理システム*(LMS: Learning Management System)『CAREERSHIP(キャリアシップ)』およびeラーニング教材を開発・提供する株式会社ライトワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役:江口夏郎)は、近年多くの企業で入社前に実施されている「内定者研修」に関する調査を実施し、結果を発表しました。
本調査は、企業だけでなく、近年内定者を経験した若手社会人も対象にすることで、内定者研修に対して企業側と内定者側とで認識のギャップがないか、どのような研修が双方にとって理想的かといったことを明らかにすべく実施しました。

【調査結果の要約】

  • 近年の内定者からの回答傾向

・ 内定者研修を経験した回答者のうち、70.4%が「内定者研修があって良かった」と回答しています。

・ 内定者研修があってよかった理由として最も多かったのは、「入社後の仕事についてイメージできたから(56.5%)」という回答で、その他「内定者同士や先輩社員とコミュニケーションをとれたから(53.6%)」「社会人として必要な知識やマナーが身についたから(42.0%)」といった回答が続きました。

・一方、「内定者研修があって良かった」とは回答しなかった回答者は、その理由として「時間的な拘束が多すぎたから(48.3%)」と「研修内容が役に立たなかった、つまらなかったから(48.3%)」を最も多く挙げており、次に「出社などの負担が大きかったから(24.1%)」という意見が続きました。

・また、内定者研修が実施されなかった回答者のうち42.2%は、「内定者研修を実施してほしかった」と回答しており、「実施しなくてよかった(19.2%)」という意見よりも2倍以上多い結果となりました。

・「実施してほしかった」と感じた理由について、自由回答形式で尋ねたところ、大きく分類すると「業務に関連するスキルの習得」「不安の解消」「同僚や会社とのつながり」の3つのニーズに集約されました。

・「内定者研修でどのようなことが学べると良いと思うか」という質問に対しては、「社会人へのマインドセット(40.5%)」、「入社予定の企業・業務に関する知識(39.8%)」、「ビジネスマナーやパソコンスキル(34.8%)」などに回答が集まりました。

  • 企業の回答傾向

内定者研修を実施している企業は75.0%で、大多数の企業が実施している状況が確認されました。

 内定者研修の開始時期は「入社前年度10月から(25.6%)」が最も多く、実施形式は「集合研修(60.5%)」と「オンライン研修(59.7%)」がほぼ同率で最も多く、それらを併用している企業も多くみられました。

・内定者研修実施の目的は「内定者の不安解消やエンゲージメント向上(34.1%)」が最も多く、次いで「必要な知識・スキルの習得による早期戦力化(29.5%)」や「内定辞退の防止(28.7%)」が挙げられました。

・ 内定者研修の実施内容については、「ビジネスパーソンとしてのマインドセット(55.0%)」が最も多く、「ビジネスマナーなど社会人基礎知識の習得(52.7%)」、「同期との交流(45.7%)」などが続きました。

  • 総括

調査結果によって、内定者には、会社や仕事について「知りたい」、入社に向けて「自信を持ちたい」、内定者や先輩社員と「繋がりたい」という3つの欲求があることがわかりました。そして、それらを満たす方法として、「内定者研修」は有効な手段であると考えられます。その成功のポイントは、内定者のエンゲージメント向上や早期戦力化といった企業側の目的と、内定者の3つの欲求を共に満たすことです。

本調査のすべての設問と結果、およびその調査結果を基に研修を通して内定者のエンゲージメントを高めるための考察やポイントを解説したeBook「内定者研修の実施状況と内定者のホンネ調査」は、以下のURLよりダウンロードできます。

https://www.lightworks.co.jp/contactus-list/ebook_pre-employment-training

【内定者研修に活用できるサービス】

ライトワークスでは、ビジネス基礎やパソコンスキルなど、内定者に最適なeラーニングコースを数多く取り揃えています。また、「コース単位での受講」に加え、「受け放題サービス」や「オリジナル教材の制作」など、ご要望に合わせた形でご提供が可能です。

 ▼「内定者研修」特設ページ

https://content.lightworks.co.jp/pre-employment-lp/

【調査の概要と調査結果の抜粋】

(1)近年の内定者への調査

・調査対象:大学・短大・大学院を卒業し、民間企業・公的機関へ就職した本年23歳~27歳の男女

・調査期間:2023年8月15日~8月16日

・調査方法:インターネット調査

・有効回答数:442件(男性:221件、女性:221件)

・実施機関:株式会社ライトワークス

・設問数:10問

Q1.内定後に不安に感じたこと(複数回答)

内定後に不安を感じたこととしては、「仕事をできるようになるか」という回答が49.5%で最多となりました。「期待されている成果を出せるのか」も2割以上、26.0%の方が選択されました。

このことから、 入社後に活躍できるのか自信が持てなかった内定者が多いことが推定されます。

2番目に多い回答は「この会社に入社を決めてよかったのか」(31.4%)となっており、内定後にも入社に対する迷いを感じていることがわかります。          

Q5. 内定者研修があったことを良かったと感じた理由(複数回答)

「入社後の仕事についてイメージできたから」という回答が56.5%で最多となりました。その他にも「社会人として必要な知識やマナーが身についたから」が42.0%、「入社後に活かせるスキルが身についたから」が34.8%と、業務につながる知識を得られたことを良かったと感じている内定者が多いようです。

また、「内定者同士や先輩社員とコミュニケーションをとれたから」という回答も53.6%と過半数が選択していました。

 

Q9.内定者研修ではどのようなことが学べると良いと思うか(複数回答)

多くの回答を集めたのは「社会人へのマインドセット」(40.5%)「入社予定の企業・業務に関する知識」(39.8%)でした。内定者研修が実施されて良かった理由として研修を通して入社後のイメージできた点を挙げていた方が多かったことからも、実務や職場について学べるカリキュラムが求められていることがわかります。「ビジネスマナーやパソコンスキル」も34.8%と多くの方が回答しています。

(2) 企業への調査

・調査対象:当社メールマガジンご登録者様 および 現在「人事・採用・人材開発」職種としてお勤めの男女

・調査期間:2023年8月31日~9月4日

・調査方法:インターネット調査

・有効回答数:172件

・実施機関:株式会社ライトワークス

・設問数:10問

  Q4.内定者研修を実施する目的(複数回答)

内定者研修の目的として、最も多く挙げられたのは「内定者の不安解消やエンゲージメント向上」(34.1%)でした。続いて、「必要な知識・スキルの習得による早期戦力化」、「内定辞退の防止」が挙げられています。

 Q6.内定者研修の実施形式(複数回答)

内定者研修の実施方式としては、「集合研修」(60.5%)「オンライン研修」(59.7%)がほぼ同率となりました。「eラーニング」での実施は40.3%。

 Q7.内定者研修における課題(複数回答)

内定者研修における課題として最も多く挙げられているのは「人的リソースが足りない」(44.2%)という点です。2番目に多い「研修が形骸化してしまっている」(38.0%)という回答も、改善策を検討する余裕がないことが遠因にあることも考えられます。

また、「実施による効果が可視化できない」(31.8%)という回答も目立つ結果となりました。

当社は、これからも企業の教育や人材開発の現場を支え、企業の成長とより明るいミライの創造に貢献してまいります。

 

<LMS『CAREERSHIP』について>

大企業・グローバル企業の学習管理におけるニーズを網羅的に満たした機能を有し、戦略的な人材育成を可能にする統合型の学習管理プラットフォームです。上場企業売上TOP100社では47%の企業に導入*されています。 *2021年4月現在、当社調べ

https://www.lightworks.co.jp/services/careership

<株式会社ライトワークスについて>

ライトワークスは、大企業を中心に、最新のICTや独自の教育手法を駆使した学習管理システム(LMS)、eラーニング教材などを提供しています。これにより、組織と個人が呼応しながら健全な成長を図る仕組みを構築し、企業内人材の開発・即戦力化、サービスレベルの向上をサポートします。https://www.lightworks.co.jp/

 

 

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