ハイテクインター/ローカル5G開発テストセンターを北海道沼田町にオープン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
建物外観

最先端無線通信システムの開発検証により北海道のシリコンバレー化に貢献

産業用のネットワーク・映像機器を開発するハイテクインター株式会社(社長:旦尾 紀人、本社:東京都渋谷区)は、北海道沼田町にローカル5Gなどの最先端無線通信システムの開発テストセンターを2022年1月4日(火)にオープンいたしました。
昨今、地方自治体様や自己土地を有する企業様において「ローカル5G」、「プライベートLTE(ローカル4G)」といったインフラの整備によるDXや地域活性化が期待される一方で、実際に導入できる機器はまだまだ数が限られており、検証施設も乏しく、高額で導入ができないといったハードルがあります。
そこで、ハイテクインターは北海道沼田町に開発テストセンターをオープンすることにいたしました。産業用ネットワークと映像通信のプロフェッショナルとして、高品質かつ安価で導入しやすい無線通信システムのプラットフォームを提供したいという思いから、2022年夏以降にコンパクト型ローカル5Gのプラットフォーム開発と検証を行う予定です。
  • 施設概要

ハイテクインター株式会社 北海道開発テストセンター
所在地:北海道雨竜郡沼田町北竜995-30 沼田町工業団地内
敷地面積:約1ヘクタール
建築面積:634.21平方メートル
着  工:2021年3月15日
竣  工:2021年12月16日

建物外観建物外観

建物内観建物内観

  • 開発・検証テスト予定システム

・プライベートLTE(ローカル4G)プラットフォーム
・コンパクト型ローカル5Gプラットフォーム
・自営等BWA
・地域BWA

  • 北海道沼田町を選んだ理由

北海道の沼田町は、屋外用の無線通信機器の耐環境試験が行える自然環境(冬は氷点下25度以下、真夏は35度以上)があり、豪雪地帯の特性を生かし、真冬の氷点下や吹雪と春夏秋で屋外の無線通信機器の電波特性や通信機器への影響を比較評価できる環境にあります。
また、広大な農地や起伏が多い山間部が近くにあり、地の課題を解決するための無線通信システムの試験環境も身近にあるため、産業用通信機器のフィールド検証に最適でした。
加えて、沼田町役場の皆様の熱心な姿勢とオープンにあたり親身なご支援を頂きました。

  • テストセンター完成のご挨拶(代表取締役社長 旦尾紀人)

この「北海道開発テストセンター」は、地方自治体様や自己土地を有する企業様などが自前の無線通信システムとして利用する「ローカル5G」「プライベートLTE(ローカル4G)」を含めた最先端の「無線通信システム」のプラットフォーム開発と検証テストを行う拠点となります。
新社屋は、実験室やサーバー室等を設け、開発テストを効率的に行える設計にしつつ、大きな窓ガラスからは自然のやわらかい日差しを取り入れ、開放感がある空間となっております。
また、執務室内は、造り付け什器を木目に統一し、一人当たりの机を広めにとることにより、木の「ぬくもり」を感じながら業務に集中できるオフィス空間となりました。

2022年1月より、プライベートLTE(ローカル4G)のプラットフォームの検証と無線基地局のフィールド試験を開始、2022年夏以降にはコンパクト型ローカル5Gのプラットフォーム開発と検証を目指しております。
ここ北海道開発テストセンターが、本州や道内企業様からの視察や共同実験の場となり、「北海道のシリコンバレー」となりうる様、地域活性化と事業の発展、若手の雇用拡大に貢献して参りたいと思います。

会社名   ハイテクインター株式会社 (HYTEC INTER Co., Ltd.)
本社所在地 東京都渋谷区代々木3-28-6 いちご西参道ビル3階
創立      1998年11月12日
資本金     50,000,000円
事業内容      情報通信・映像機器の企画、開発、輸入販売、サポートとシステム構築、設置設定・保守管理業務
社員数         80名(2022年1月現在)
主要取引先   交通機関・官公庁・プラント向けのシステムインテグレータ、商社 など
主要取引国   アメリカ、カナダ、イギリス、韓国、台湾
事業所         北海道開発テストセンター(北海道沼田町)
      北関東開発テストセンター(群馬県高崎市)
      相模原事業所(神奈川県相模原市)
      ハイテクインター台湾、ハイテクインター韓国(現地法人)

 

 

注目記事:MVNOとは?初心者にもわかりやすく解説 「本当に安くなるの?」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。