ALL CONNECT/株式会社ALL CONNECT 女性役職者比率『36.3%』。全国ワースト2位の福井県の中で、高水準を維持できる理由

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福井県に本社を構える株式会社ALL CONNECT(オールコネクト)は、通信回線やスマートフォンなど通信インフラサービスを取り扱っています。オールコネクトの女性役職者比率は36.3%(2022年)。福井県の女性管理職割合が13.6%(国勢調査2015年)の中、オールコネクトが高い女性役職者比率を維持する理由をお伝えします。

  • 日本、そしてオールコネクトが本社を置く福井県が抱える女性の管理職問題 

令和2年12月25日の第5次男女共同参画基本計画では、下記の目標が設定され『女性の管理職(役職者)比率の割合約30%』が当面の目標となりました。 

・ 2030年代には、誰もが性別を意識することなく活躍でき、指導的地位に ある人々の性別に偏りがないような社会となることを目指す。 

・そのための通過点として、2020年代の可能な限り早期に指導的地位に占 める女性の割合が30%程度となるよう目指して取組を進める。 

■また6月5日に開かれた男女共同参画会議では、政府が「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023」(女性版骨太の方針2023)の原案を提示。大企業を中心とする東京証券取引所プライム市場の上場企業について、女性役員の比率を2030年までに30%以上とする目標を掲げました。 

※参考資料:『女性版骨太の方針2023(女性活躍・男女共同参画の重点方針2023 )(原案)概要』 https://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/siryo/pdf/ka70-s-1.pdf

オールコネクトが本社を置く福井県の女性役職者比率は2015年国税調査の女性管理職割合によると、13.6%と全国ワースト2位の数値となっています。 

・福井県の女性役職者比率は13.6%。

※参考資料:「福井県男女共同参画および女性活躍に係るデータブック」4 その他の統計データ 4.1 女性の就業率および管理職比率 国勢調査(H27)女性の管理職割合 

https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/joseikatuyaku/danjoplan-2022-kentou_d/fil/R3databook.pdf 

  • オールコネクトの女性管理職の割合が高い理由 

オールコネクトに女性管理職の割合が高い理由としては、下記の4点が挙げられます。 

創業当初から、性別にとらわれない働き方を重視してきました。 産休育休制度や時短勤務・その他の社内制度を誰もが“当たり前の権利として” 利用できる環境や風土が醸成されています。 

①『人事評価制度』性別や労働時間に関わらず評価 

オールコネクトでは結果に重点を置く「成果主義」での評価運用を行っています。評価制度の運用基準は全社員が数字実績(目標達成度・成果)。男性・女性関係なく、例え時短勤務をしていても時間ごとの生産性で社員を評価します。 
 

出産や育児などライフステージの変化が勤務時間に影響しやすい女性社員も、成果での評価査定により平等に評価。こうした人事制度が、復帰後のキャリアに不安を持ずに安心して産休をとれる風土を醸成し女性役職者36.3%・産休復帰率74.1%の実現にも繋がっています。(2023年2月時点) 

(参考)内閣府日本企業による産休復帰率 53.1% 

②『年間休日選択制』ワークライフバランスを自分で調整出来る 

年間休日選択制は社員一人ひとりが年に一度、107日・120日・130日・140日・150日の中から年間休日を選べる制度です。 

出産や育児といったライフイベントの他にも、介護や趣味・学習といった様々な理由から、自分の年間休日を選ぶことが出来ます。 

子どもがいて育児の時間を重視して確保したい社員は150日にする、子育てが落ち着いてきたので120日にする、といったようにその時の自分の状況に合わせた休日を選べることで、女性がキャリアを諦めることなく、出産・子育てを行うことが出来ます。

③月の平均残業時間は10h以内・有給取得率は98.5% 

月間平均残業時間9.27時間、更に有給取得率98.5%を実現し、社員一人一人のワークバランスを重視した環境が整っています。 

評価制度が数字で明確になっているため、定時になっても帰りづらい、有休の申請をしづらいといったこともありません。 

④ 時短勤務・テレワークで産休後も選べる働き方 

オールコネクトでは、子育てや介護といった特定の条件を満たしている場合に4時間勤務~7時間勤務まで、時短勤務で働く時間の調整を行うことが可能です。また、令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症になりました。これによって、リモート勤務を解除し、フル出社に切り替える企業も少なくありません。2021年のテレワーク実施率は、地方都市圏では17.7%と約2割を下回っています。 

しかし、オールコネクトでは現在も一部リモート勤務を実施。 

これらによって、ライフステージの変化にも柔軟に対応できるため、社員一人ひとりのワークライフバランスの実現に貢献できると考えています。 

  • <追加資料>社員インタビュー【子育てをしながらキャリアを両立する女性社員の実際の声】 

実際に子育てをしながらオールコネクトで役職者として活躍する女性社員3名、オールコネクトの人事担当者にインタビュー。コメントを頂きました。 

①お子さんがいらっしゃる女性役職者:U.Y.さん(部長) 

 ・入社何年目ですか? 

2009年4月入社です(15年目)。 

・お子様が生まれたタイミングと役職者になったタイミングを教えてください。 

最初の役職は係長昇格で2012年の秋でした。当時は結婚に伴うライフスタイルの変化と同時期でした。2019年12月から部長に昇格し、現在に至ります。途中上司の産休に伴い、任2021年7月~2022年2月末まで本部長に就任していました。  

第一子が生まれたのは2016年11月。現在小1のやんちゃめ女子の育児奮闘中です!

・子育てとキャリアを両立する中で大変だったことはなんですか? 

今振り返ると、子育て期間より妊娠期間中が大変だったような気がします。 

当時は、現在の大阪支店で子会社の立ち上げプロジェクトを進行しており、施設等のハード面から制度等のソフト面など含め、細かい調整を行っていました。事前の準備期間は約3ヶ月で拠点の稼働開始日は決定していたため、『何としても最低稼働開始できる状態まで間に合わせなければ!』と思っている中で妊娠が発覚。出張も多く多忙な中、『急に体調不良やつわりなどで働けなくなったらどうしよう・・・』という不安もありました。 

幸いつわりはそこまでひどくはなく、難なく仕事に集中が出来たので無事に拠点オーブンを迎える事が出来て、非常に安堵しました。今思えば、家族は相当心配していたのだと思います・・・(笑)。 

これまで様々な経験をさせてもらい、自分自身の不足と戦いながらキャリアを積んできたので、育休・産休時は子育てへの期待と学生以来の長期休暇が取れる事が楽しみな反面、長い間休んで社会復帰できるのか?という不安との葛藤がありました。 

復職後もキャリアを積みたいという想いがあったので、フルタイム復帰に向けて、家族に出来る限りの協力を要請しました。 

子育てをしながらの仕事は、親族の助けもあり、ある程度好きなように仕事が出来ましたが、子供が急に熱を出したり、食物アレルギーがあったのでその通院・治療を行ったりしていたので、仕事を休まなければいけない機会も少なからずあり、そこの調整は大変でした。 

・オールコネクトで感じる働きやすさはどんなところですか? 

年間休日を選択出来る点や有給消化率の良さからも、会社全体の雰囲気的に有給は利用しやすく、子供との時間や自分の時間等、休みの調整がしやすい部分は働いていて感じます。 

特に、プレーヤー(一般職)時代より管理職の方が責任は伴いますが、その分自分の裁量も大きいため、自分の責任範囲の中で仕事のコントロールができ、メリハリを付けやすいなと感じます。そうした意味でも、キャリアアップに向けてこれまで頑張ってきて良かったと思っています。 

急な子供の体調不良でも福利厚生の一環として、家族看護休暇が利用でき、仕事の調整さえすれば、休みを取って子供に付き添ってあげたり、早退して病院に連れて行ったりできるので、働きやすいなと感じますね。 

・時短勤務など、今後の勤務形態の予定を教えてください。 

子供が小学校入学にともない、子供自身のライフスタイルも変わるため、私もフルタイム→時短勤務(7時間)に変更しましたが、大きくなってきたら勤務時間をフルタイムに戻して、逆に年間休日数を増やしてみようかと思っています。 

習い事や部活などのサポートが必要になったときに今よりも休みを取れる環境に出来たらなと考えています! 

②年間休日選択制を利用。実際に年間休日150日で仕事と両立する女性役職者:K.Y.さん(本部長) 

 ・入社何年目ですか? 

 2007年8月入社で、16年目です。(8月で17年目) 

・お子様が生まれたタイミングと役職者になったタイミングを教えてください。 

一子目:2021年8月出生。 
二子目:現在妊娠中で、2023年11月出生予定です。 
役職者になった時期:最初の昇格は2008年。プレイヤー(一般職)からコールセンター部署の係長に昇格しました。途中経過は省略しますが、現職(本部長)に就任したのは2019年11月です。 

・子育てとキャリアを両立する中で大変だったことはなんですか?    

大きく振り返ると3点あります。 
1つ目は、子育ての時間が加わるだけでなく、家事そのものの難易度も上がること。 
夫婦二人だけだった時は家事の負担や仕事との両立は容易でしたが子供が出来てからは、家事・仕事の他に子育てが加わることで、家事の責任もハードルが上がり、両立の難易度が上がりました。 
健康を考慮した食事を準備しなければならない点や、1日洗濯をさぼると膨大な量になる点、子供が出来ることで家計もシビアになるなど手を抜けなくなりました。休みの日も子供の世話が中心になるので、休日にやり残した家事を挽回する時間も限定されます。 

 
2つ目は時間の制限がシビアになることです。保育園に預けると、送迎という制限時間の中で仕事をコントロールしないといけないのが大変です。また、夜の寝かしつけまでに家事を終わらせる必要があるなど、子供のスケジュールが行動の制限時間になります。 

 
3つ目は、子供が発熱や怪我をしたときです。 
体調不良で保育園に預かってもらえない、預けても看護のため早退しないといけないときは、急遽早退・欠勤しなければならず、仕事の段取りの調整や、遅れを取り戻す対応が一定頻度で発生します。朝出社前に保育園に子供を預けて、出社して9時に保育園からお迎え要請がかかった時は参りました・・・。 
 
・入社してから年間休日数を変更したタイミングと理由を教えてください。 
2020年7月に年間休日選択制が導入されたことを受けて、2021年に107日→120日に変更しました。そして2022年2月、育休復帰後に120日→150日に変更しました。 

・実際に年間休日を150日に変更して良かった事を教えてください。 
所定休日だけで祝日をカバーできるので、保育園が休園になる期間においても支障なく休みがとれます。祝日以外でも平日に所定休日を数回使える月があり、自分自身のメンテナンスや休養、家事に回す時間、子供の体調不良に合わせて事前に看護にあてる時間を確保できるところは良かったです。 

また、以前の年間休日が107日や120日だったときは、祝日や世間の連休期間に充てるだけで有給が無くなっていましたが、今は本当に必要な時に限定して有休を使用できるのがありがたいですね。 

実際の稼働日でいうと107日に対して月平均3~4日程度減ることになりますが、自身の時間の使い方の効率化や作業の効率化・判断が洗練されることによって、結果業務に支障が出ていないことは休日数を増やしてみて分かった良いところだと思います。 

・時短勤務など、今後の勤務形態の予定を教えてください。 
2022年2月に育休復帰してからは、9-17時の時短勤務で就業しています。二子目の育休復帰時も年間休日・勤務時間・在宅勤務を活用した働き方を継続したいと思っています。 
この3点があって、仕事・家事・育児のバランスを保てていますね。 

③時短勤務・テレワークを利用して子育てと仕事を両立する女性役職者:N.A.さん(係長) 

・入社何年目ですか?  

2015年8月入社で、7年目になります。 

・お子様が生まれたタイミングと役職者になったタイミングを教えてください。 

 2017年に出産、2021年4月に係長として役職者へ就任しました。 

・子育てとキャリアを両立する中で大変だったことはなんですか? 

係長に就任直後は子供がまだ小さく、急なお迎え依頼の回数が多かったので、とにかく周りの方々に迷惑をかけてしまったことが一番申し訳なく、辛かったです。 

ただ、周りの方たちが本当に優しく、「仕事の代わりは誰かができても、母親の代わりはできないから気にしないで」といつも声をかけてくれたので、本当に助かりました。 

  

・時短勤務やテレワークを選択した理由を教えてください。 
両親、義両親どちらも県外在住のため、夫婦で子供をしっかり育てたい&子供と接する時間は極力確保したかったので、時短勤務を選択しました。 

テレワークについては、コロナ渦で保育園が学級閉鎖になることが頻繁にあり、そこから利用し始めました。保育園に預けられなくても働ける環境を用意してくれた制度にはとても感謝しています。 

  

・時短勤務やテレワークを利用して良かった点はなんですか? 
時短勤務を利用して良かった点は、前述したように子供と接する時間を確保できたことはもちろん、自分の時間も確保できることです。親の私が時間に追われて切羽詰まってしまうと、子供にイライラが伝わってしまうと思うので、そうなることは極力避けて、日々余裕を持って過ごせる点が良いと考えております。 

また、時短勤務ではありますが、部下は全員8時間勤務なので、時間の使い方について自分の中で「どうすれば少ない時間で業務をうまく回せるか」を常に意識し、物事の優先度ややり方を考えられるようになったことで、自身の成長につながったと感じています。 

テレワークについても同じく、時間を確保できることが一番のメリットだと思います。特にバタつきがちな朝の時間も落ち着いて過ごせることや、業務終了後すぐに子供のお迎えに行くことができ、家族の時間を増やせるのは本当にありがたい環境です。 

・時短勤務など、今後の勤務形態の予定を教えてください。 
今後も子供がある程度自立するまでは時短勤務を選択し、家庭と仕事を両立したいです。 

子供に手がかからなくなったら通常の8時間勤務に戻り、役職者としてよりしっかり働きたいのと、以前皆さまにご協力いただいたように、小さいお子様がいる方たちの分までサポート・ヘルプが出来たらと思います。

―オールコネクトの人事担当者からのコメント 

 弊社は、1995年から共働き率全国1位の福井県にあります。もともと女性が多く働く県という背景の中、福井県の女性管理職比率は46位と全国ワースト2位です。 

ですが、弊社の女性管理職は政府の示す30%をすでに超えています。女性管理者を増やすために、何か特別な施策を行ったこともございません。 

オールコネクトとしては、そもそも性別を意識することなく、公平な評価を行い、実績を上げられる人が適切な人選で管理者に昇格していく、という動きさえあれば良いと考えています。性別は意識しない、公平公正な評価により適切な処遇を行う、という当たり前がこれからの時代に必要なのではないでしょうか。 

当社の取り組みは、 『SDGs5:ジェンダー平等を実現しよう』『 SDGs8:働きがいも経済成長も』といった、 SDGs持続可能な開発目標にも繋がっています。 

今後もオールコネクトは、社員の働きやすい環境づくりを整えてまいります。

  • 会社概要

弊社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けております。 

  

会社名: 株式会社ALL CONNECT(オールコネクト) 

所在地: 本社:〒910-2178 福井県福井市栂町第15号1番地2 

     東京支店:〒105-0013 東京都港区浜松町1丁目3番1号浜離宮ザ・タワー4F 

代表取締役社長:岩井 宏太 

設  立:2005年4月21日 

事業内容:販売代理業・MVNO事業・EC/メディア事業・地域振興事業 

U R L:https://www.all-connect.jp 

  

 

 

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