〜デザインを一新、アジアをはじめ北米・欧州への設置・導入がより容易に〜
tonariは約3年間に渡り様々な拠点に導入されてきましたが、大小様々な組織や施設にさらに展開するにはコストの削減と設置の簡易性を高める必要がありました。このたび製造プロセスの改善と設計・デザインを一新することで、品質に妥協することなくより汎用性のあるサイズと価格の最適化を実現させました。これにより、設置作業も簡素化され、受注から導入までの時間と手間が大幅に短縮されたことにより、国際間の設置や、小規模なチームなど、多様な企業や組織への導入が可能になります。
また、レンタルプランが新たに用意され、従来モデルより安価な価格で導入できるだけでなく、設置後の移設を含め柔軟に利用できるようになりました。
◾️概要
近年、人口減少などで国内市場の長期的な縮小が見込まれる中、大企業のみならず多くの中小企業やスタートアップ企業も海外進出を検討しています。政府や地方自治体も相談窓口を設けるなど取り組みを積極的にサポートしていますが、新たな国での事業展開には、頻繁な海外出張や人員補充などが必要であり、企業の負担が重くその一歩を踏み出すのをためらう障壁も存在しています。
今回新発売する「tonari lite」は、ユーザーからのフィードバックを反映しながら検証と再設計を繰り返し、省スペース化を実現しました。従来のtonariの機能を損なうことなく少人数での会話に最適化されており、小規模なオフィスや医療施設、教育機関などスペースが限られている場所に導入できるようになりました。
また、製造プロセスの改善と設計・デザインを一新することで、設置の手間も大幅に削減し、よりスピーディに、国内およびアジアをはじめ北米・欧州・オセアニア地域への配送・設置・導入が可能になります。tonariを導入することで、海外出張の頻度を減らしながらグローバル企業における組織の強化や遠隔での製品開発を支援します。
【tonariについて】
tonariは、等身大のスクリーンを介してつながった先の部屋全体を見渡せ、超低遅延で高解像度の映像により、離れた拠点でもタイムラグを感じさせない自然なコミュニケーションを可能にします。遠隔にいるチーム同士でも「コプレゼンス(つながっていると感じる共在感覚)」を感じながら、一瞬一瞬の出来事や空気感を共有できます。これまでにJR東日本株式会社様やfreee株式会社様など10社以上に導入され「これまでにはなかった働き方やコラボレーションが可能になった」「チームの一体感が強まった」等のフィードバックがありました。
【tonari liteの特徴】
「tonari lite」は、床から天井までの等身大サイズで、高画質と超低遅延な映像に、常時接続といった「tonari pro」の性能を維持しながらコンパクト化を実現しました。省スペースながら、通りかかった人とtonari越しでふとした会話を弾ませることも可能です。
新たな機能として、既存の会議システム(Zoom, Google Meet, Microsoft Teams, Webexなど)とのハイブリッドコールをサポートします。また、付属のシェアモニターには様々なデバイスをHDMIやワイヤレスで接続でき、これにより共同作業や資料を共有しながらプレゼンテーションが可能です。これらの新機能は「tonari pro」にも搭載され、既存のお客様にもアップグレードオプションとしてご提供いたします。
「tonari lite」は、国内外の施設に設置が可能です(海外への出荷はリードタイムがかかります)。設置環境の要件として、安定した高速インターネット環境と照明、音響、什器などが必要となります。
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仕様など詳細はホームページをご参照ください:https://tonari.no/
◾️コメント
リアルテックホールディングス株式会社 取締役執行役員社⻑ 藤井 昭剛 ヴィルヘルム 氏
2022年11月にシンガポールのチームを拡大させるタイミングで、日本と海外を繋げる初のtonariとして導入を決定しました。初の国跨ぎということもあり、最初はどんなトラブルが発生するのかと少々ハラハラしていましたが、そのスムーズな体験に感動しています。出社して席を確認しにいくかのように毎日tonariをのぞき込んでいます。シンガポールのチームとコミュニケーションをとることで、仕事の効率化のみならず、互いの空気感が伝わるため信頼関係の構築に非常に役立っています。今後シンガポールのみならず、マレーシアや他国にも導入し、世界のスタートアップエコシステムを接続していきたいと思っています。
株式会社フロンティアコンサルティング 執行役員 稲田 晋司 氏
現代社会が抱える様々な課題を解消し、それらの課題を受け入れてきた人々が「ありたい暮らし」を思い直し実現していくために必要な存在になると考え、開発段階からtonariに関心を持っていました。そして2020年1月に、「働く」シーンでの活用として、まずは離れた拠点間の社内コミュニケーションを活性化すべく、パイロットプログラムで東京本社と大阪支店に設置させて頂いたのが、当社におけるtonariの利用の始まりです。今年5月からは伊豆大島に開設したサテライトオフィス兼コワーキングスペース『Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO』と東京本社もtonariでつなぎました。大手町と伊豆大島では、都市と地方をまたいだ交流やtonariを介したハイブリッドイベントなどにより、社内外や都市地方をまたいだ、これまでにはなかった多様なコミュニケーションが生まれており、「働く」シーンに留まらないtonariの可能性を感じています。「tonari lite」のリリースをきっかけに、より多くの領域での活用が広がり、さらに成長していくtonariに期待しています。
tonari株式会社 共同創業者兼CEO Taj Campbell
前世代のモデルでは、大規模な組織でしか導入が難しいという課題がありましたが、次世代モデル「tonari lite」では、より多くの企業や組織に導入の可能性を広げることができました。このテクノロジーがより広く、多くの人に活用されるための大きな一歩だと考えています。
【tonari株式会社について】
等身大のスクリーンを介して2つの空間をつなぐコミュニケーションツール「tonari」を開発する2018年創業のスタートアップ企業。2020年から法人向けに販売を開始し、JR東日本やfreee、シンガポールの国内外10件以上に導入。tonariは2拠点間のシームレスなコミュニケーションを可能にし、物理的な距離による境界のない世界を目指し、新しい働き方による事業創出に貢献します。
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ホームページ:https://tonari.no
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プレスキット:https://tonari.no/ja/press
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Twitter:https://twitter.com/heytonari
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Instagram:https://www.instagram.com/heytonari/
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お問い合わせ: hey@tonari.no
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